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自分を大切にするっということ

自分を大切にするってなんでしょう?笑


一時期、「自分を大切に!」的な言葉をよく見ませんでしたか?

インスタでも、「自分にご褒美」みたいなハッシュタグよく見た気がする。

最近もまだみんな使っているワードなのかしら?


さてさて、今日はコスモフルネスのメンバーが

とっても素敵な気づきをシェアしてくれたので

ちょっとその「自分を大切にする」っということについて書いてみようかなっと思います。


いつものように「自分を大切にする」ということも

気づきや自己受容の深さによってアプローチが変わってくると思うのです。

だから、気づきが深まると「あれ?私って自分のこと大切にできてる?」という

疑問が湧いてきたりもします。

でも、大丈夫。

今までもきっと大切にしたいと試みているし

もっと深い意味で大切にするっということに段階が変化したから

そんな風に感じるだけで、今までできていなかった訳じゃないよっと

まずは自分の今までの試みにも気づいてあげたいところです。


さてさて、では早速本題に!


自分を大切にしよう!っの一歩目は、「自己犠牲から卒業しよう」です。

私たちはついつい毎日の生活の中で自分よりも誰かを優先してしまいがちです。

誰かの希望や都合に合わせるか、自分の希望や都合を優先するかの

2択になってしまっていると

優しい人ほど、自分を後回しにしてしまったり、

自分の希望や都合を優先するっという事が「わがまま」になってしまわないかと

感じてしまうんじゃないかしら?

そうして、誰かを優先している間に「自分がどうしたいか」を感じる感度が

下がってしまって、もう自分でもわからなくなってしまう。

そんなサイクルにはまっている方もいらっしゃると思うのです。


マインドフルネスの講座でもよくお話しするのは

誰も犠牲にしなくていいんじゃない?っということ。

誰かを優先するか、自分を優先するかではなく

どちらも大切にすることができるんだよっというのを知らないから

2択になってしまう。

そのためにはまず「自分がどうしたいか」に気づくことですよね。

そして、それがわかったら感情的なならずに

相手に素直に伝えてみる。

同時に、心を開いて相手の希望にも耳を傾けてみましょう。


そして希望が違ったら、それぞれ別の選択をしてもいいし、

今回はこちら、次回はあちらっという風に思いやりと工夫を持ち寄ると、

お互い感謝の気持ちと共に、心地よい選択ができると思うのです。

時には自分では思いもよらない選択肢がそこに見えて

好奇心が刺激されることもあるかもね!


2択ではなく、どちらの心も大切にできるんだよっというのを知らずに

「自分の心に気づこう!」と盲目的になってしまうと

それは「わがまま」へと続く道になるかもしれません。


自分を大切にするっということは

相手も同じように大切にできるということ。


「自己犠牲からの卒業」は「犠牲」という概念からの卒業でもあります。


さて「自分を大切にする」というのに誰の「犠牲」も必要ないんだっというのが

腑に落ちてくると、次には「自分の願いに気づく」がやってくると思うのです。


では「自分の願い」ってなんでしょうね? 笑

この「願い」、どれだけ「自我」を満足させたいかっというゾーンにいると

ちょっと変な方向に進んでしまうので注意が必要!


「誰かからの賞賛」「どんな風に見えるか」などの

外側の世界に軸があると、承認欲求が刺激され、「願い」は歪んでしまします。

あるいは「不安」がベースにあると、その不安を埋めなければっという思いが

「願い」のように感じてしまい、これもまた「願い」は歪んでしまします。


この「歪んだ願い」は、マインドフルネスで言うところの Doing や Having。

自分をキャラクターとして、どんな風にキラキラに見えるかだとか

地位や名誉などに重きを置いてしまい

何かを得ても「もっともっと」っと、ひとつの願いから次へとつながり

欲が刺激されてしまいます。

あるいはそれが得られない時に自己否定へとつながってしまいます。

どちらにしても苦しそうじゃない?


そして、その「歪んだ願い」を優先してしまうことがデフォルトになると

「本当の願い」が満たされることがないので

いつもどこかで満ち足りない感覚が付き纏ってしまう。

そうすると、何かをプラスして自分のご機嫌をとる必要が出てくるんです。

インスタでもよく見かけた「なんちゃらフラペチーノで自分にご褒美!♡」的な。

(いえいえ、ディスってませんって!笑)

満ち足りていないから、口を満たしたり、お腹を満たしたりしたくなるよねー。

あるいは、誰かに「いいなー」と言ってもらわないと

不足している感覚につながっちゃうんだよねー。


っということで、Havingモードに気づいたら、その奥にある「不安」や

「足りない」と感じている何かに気づいて、サクッと今に返ってまいりましょう!


さて、ここでちょっとディスり気味に表現してしまった「自分のご機嫌とり」ですが

これが役に立ってくれる段階もちゃーんとあるんです!

なので、決して間違ってるっとかではないので、ご安心あれ!


例えば、どうしても気分が沈んでしまう時や

何かから気持ちが離れなくってぐるぐると同じことに思考が引っ張られる時。

そんな時には気分転換という「自分のご機嫌をとり」が

なんだか気持ちをスッキリさせてくれることもあると思うのです。


まだ気づきたくない “何か” がある時、無理やり向き合う必要なんてないよね。


自分の心が穏やかで、中庸が広がり、いろんなことを受け入れられるその時まで

時には気分転換をして、その心地よさを味わう。

その積み重ねが、心を穏やかに育んでくれるフェーズなのだと思います。

そのフェーズを時間をかけて体験するから

よし!奥にある自分の願いに気づいてみようっというタイミングがやってくる。


その奥にあるのは「自分らしく」ある。

所謂、自己実現につながる段階です。

ここまでくると、「自分を大切にする」っというのは

ご機嫌を取ることでも、何かを得ることでも、環境や他人を変えることでもなく

「あるがまま」でいること。


ぐるりと話が戻ってしまうようですが

「あるがまま」や「自分らしく」いるためには

「自分」に気づいている必要があるんです。

しかも、今まで叶えようと頑張ってきた表層の願いではなく

その奥にある「深淵な命としての自分」。

それを尊重するっというのが「自分を大切にする」っということ。


「あるがまま」の自分に気づくまでは

いろんなフェーズで大切にしてみるっと試みることでいいよね!

その思いがちゃんと「深淵な命としての自分を大切にする」につながるから

慌てず、焦らず、今自分ができる、あるいは望む「大切に仕方」を尊重してみよう。


さて、今日またはこの瞬間

あなたは自分を大切にできているかしら?


もしもできてないなーっと感じたら

まずは自分のためにひとつ心地よい深呼吸をしてみよう!

そこから始めても大丈夫。

きっと体験が積み重なって、本当の意味でご自身を大切にできる時がくるさ♡









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