自分の気持ちの全部にOKを!
- cocoyogayukari
- 8月24日
- 読了時間: 3分
私たちは日々、いろんな気持ちを抱えながら生きています。
嬉しい、楽しい、誇らしい。そんなポジティブな感情もあれば、イライラ、寂しさ、不安、落ち込みといったネガティブな感情もあります。
けれど、多くの人は「ネガティブな感情」を抱くことに抵抗を感じてしまいます。
「こんなことで怒ってはいけない」
「弱音を吐いてはいけない」「いつも前向きでいなきゃ」
そうやって、自分の気持ちにダメ出しをしてしまうことがあると思うのです。
でも、本当にそうでしょうか。
どんな感情も、あなたの中で自然に湧き上がってきたもの。それは「感じていい」と自分に許してあげてもいいと思うのです。
無意識に自分の気持ちを言い換えようとしていたり、蓋をしようとしたり、そんな風に感じてはいけないと思考が自分にストップをかけていることに気がついたら、その時が自分にOKを出してみるチャンス!
ぜひ、『どんな気持ちも感じていいよ!』とOKを出してみましょう。
感情は天気のようなもの
感情って天気のようなものだと思うのです。空が晴れる日もあれば、突然雨が降る日もある。風が強い日もあれば、しんと静かな夜もある。
「今日は雨だからダメだ」なんて、天気に文句を言っても仕方ないように、感情もただ「今そうなんだな」と受け止めるだけでいい。
怒りがあるなら「今は怒っている自分がいるんだな」悲しみがあるなら「今は悲しい気持ちを抱いているんだな」と、どんな感情が湧いてきても、心の反応を否定するのではなく、そのまんまに感じてみてください。
ダメ出しが苦しさを大きくする
私たちが本当に苦しくなるのは、感情そのものよりも、その感情に「ダメ出し」をしてしまうこと。
怒っている自分を責める。悲しんでいる自分を否定する。落ち込んでいる自分を恥じる。
そうやって「二重に苦しみ」をつくり出してしまうのです。
だから、どんな気持ちが出てきても、まずは自分に「OK」を出してあげましょう。
その気持ちにはまり込んでしまったり、そこからあれこれと原因や理由を探すではなく、ただ起こっている「心の反応」をそのままにするだけ。
「この気持ちがあるのは自然なこと」「私はこう感じていい」そのひとことで、心はずいぶん軽くなります。
自分に優しくなると、人にも優しくなれる
面白いことに、自分の感情を許せるようになると、不思議と他人にも優しくなれます。
自分のイライラを「OK」と受け入れられると、他人がイライラしているのを見ても「そういう日もあるよね」と思える。自分の弱さを認められると、人の弱さにも寄り添える。
「自分の気持ちの全部にOKを!」という態度は、そのまま人間関係をやわらかくしてくれるのです。
感情は消そうとしなくていいし、押し込める必要もありません。
大切なのは、ただ「感じてもいい」と自分に許可を出すこと。
あなたの中に生まれるすべての感情は、あなたという存在の一部です。
晴れの日も、雨の日も、曇りの日も。どんな気持ちも抱きしめて、今日を生きてみましょう。見惚れるような虹がかかる日もきっとあると思うのですよ。
そして、雲が流れるように、ずーっと同じ状態で止まることなんてないんです。心も空も常に変化しています。はまり込み、感情をどうにかしようとし続けたり、原因を求めて関心を向けて続けているから、その状態が続いているように感じてしまうだけ。だからこそ、どんな心の反応もそのままOKを出したら、そこに執着するのではなく、『そんな風に感じているんだね』それだけでOK!
さて、今の心の空模様、どんな感じがしていますか?

◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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