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答えはなくてもいい

苦しみの中にあったり

改善したい何かがあったりすると

原因や改善の答えを早く見つけたいっと切望してしまったりします。

だって、苦しいんだもんね。

そりゃーそうですよ。

早くその状態からなんとかして脱したいっと願って当然さー。


そしてその願いは、思考となってぐるぐると巡ります。

知らない間に、なんなら24時間、眠っていても夢の中に投影されたり

ぐっすり眠れなくってうっすらとそのことについて思考を続けていたりします。


早くなんとかしたいという願いから、

これについて考えるのをやめてしまうと

答えが出なくなってしまうんじゃないか、

うやむやにしてしまって、また似たような体験を繰り返してしまうんじゃないかっと

心の奥に恐れや不安が出てきてしまい、

思考から離れることさえ怖くなってしまいます。


マインドフルネスでは、その思考から一回離れてみようっという練習をします。


思考って、今まで自分が体験してきたことや

本で読んだり、誰かから聞いたりした知識をベースに巡るんですよね。

そうすると、その中にない気づきは起こらないんです。

っということは、思考の中に答えはないんです。


巡らせている悩み事って、そこに意識を向ければ向けるほど

大きく膨らんでいきます。

そして気がつくと悩みそのものが自分になってしまい

自分自身のことを「◯◯で悩んでいる自分」「◯◯で苦しんでいる自分」っという風に

自分とその悩みがくっついてしまうくらい近づいてしまいます。

これをマインドフルネスでは“同一化”っと呼びます。


くっついてしまっているからその全体像が見えない。

自分の顔が自分で見えないのと同じで、そのものが見えなくなってしまうんです。


適切な “気づく意識” と “思考” の距離があると

大きすぎず、小さすぎず、悩みや苦しみとしてではなく

現象として見えてくるようになります。


ついつい「白か黒」、「マルかバツ」っといった

2つの対局しかないように思えてしまうこともあると思います。

でも物事はグラデーション。

昼から急に夜にならないように

空はグラデーションで夕日が沈み、少しづつ空の色は変化していきます。

その時にくっきり線があるように見えることも

グラデーションが入り混じることもあります。

そんな風に、心の中も一色でなくていい。

その中に、混沌としたある時には真逆に思えるような矛盾があっても

それが当たり前なんじゃないかしら?


自分なりの答えも、心の成長と共に変化していくもの。

今の自分がどう感じているかっということや

その反応は自分の中の何に反応しているのかっというのに気づけていたら

それがその時の自分にとっても答えよね。

あっている、間違っているなんて

見方を変えたら全然違ってくるし、みるレイヤーによっても全然違う。


だから、安心して答えなんて手放しちゃって大丈夫。

答えはなくてもいいと思うよ♡





◉ありのままの自分に戻る時間◉

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