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パートナーシップとマインドフルネス

いつもたくさんのご相談を受けるパートナーシップ。笑

なぜかよく相談されますが、わたくし決してエキスパートではありません。

あはははは。


さてさて、いつもパートナーシップに関してのご相談の時には

同じお答えをしています。

「あなたはその人をどう思っているの?」

その答えは、大切だと思っていたり、大好きだったり

離れたくないと感じていたりっと大体シンプル。

だったらそのシンプルのままにいるといいよねっとお伝えしています。


「相手も同じように私のことを思ってくれているなら、私は相手を愛し続けます」

っというのは条件付きの愛じゃない?

あなたの中にどんな気持ちがあるのかっというのだけが

あなたがマネージできること。

相手の気持ちは、もしかしたらお相手だってわかってないかもよ。笑


私の年齢的なものなのか、実はご家庭があるお相手や自分に家庭があるっという方からの

ご相談も多いのですが、私は推奨も否定もしません。

大人ですものね。

そして「出会うのが遅かっただけよね....♡」などと

ドラマチックに捉えるつもりもサラサラありません。

えへへ。

ただし、大切にして欲しいなーっと個人的に感じているのは

誰かが傷つくことのないように、悲しむことのないようにあって欲しいと思っています。

だから、ちゃんと秘め事は秘め事にする覚悟が必要ですよね。


その上で、お相手や自分の家庭と自分達のパートナーシップを

混ぜこぜにしてしまわないようにすると苦しむことも少ないのでは?

それができないようであれば、潔く、自分の心の平安のためにも

それぞれの家庭を大切にする道をお勧めします。

これは恋や愛の話だけではなく、どんな物事においても同じです。

自分の心を陥れるようなことには近づかないようにしましょうっと

ヨガでも仏教でも言われています。

(本来は不貞はヨガや仏教では慎むよう説かれています)


嘘をつかなければいけないっということ自体が心を不安定にしてしまいます。

だから、そこにはそれなりの覚悟が必要なのです。

そこに貪りっという要素まで入ってしまっては、もう心が不安定どころか

台風の中、海に入っていくようなもの。

ぐるぐるとどちらに向いているのかもわからなくなってしまって当たり前。

それが好きなら、それでいいよね。

自分が選んでいいんです。

自分の気持ちを大切にしたらいいさ。


どんな環境であっても、一緒にいたい、大切にしたいっという愛があるのであれば

自分の気持ちを大切にすればいい。

誰かに何かを言われても気にしなくていいと思うのです。

そして、お相手のことはお相手に任せましょう。

それが、遊びなのか真剣なのかっなどと考え出すから苦しくなっちゃう。

そんなのどうでもいいよね。

相手になって感じることなんてできないんだもん。

自分が一緒にいたかったら一緒の時間を楽しめばいいし

その環境が苦しかったら離れる勇気が必要。

自分に家庭があるようであれば、家庭の外と内を比べず、

大切にしたい家庭も、それはそれとして大切にすればいいんです。


愛することができるって素敵なことじゃない?

そんな人に巡り会えたらそれだけで幸せだなーっと私は感じます。

その愛が何かの形になっても、関係性の形にならなくても

自分の中に愛を感じられるってだけでもとっても素敵なこと。

たっぷりと愛を味わえたら、それだけで充分ではないかしら。



次にご相談で多いのは、夫婦の問題。

自分の理想の夫婦としての関係でないっというもの。

そこには自分と同じような価値観を持っていて欲しい

っといった願いがあるように見受けます。


でもさ、そんなの無理よねー。

人ってそれぞれの道を歩んでいるんです。

たとえ夫婦であっても、それぞれの道が遠く離れたように感じる時もあれば

また近づいて並走しているように感じる時もあるもの。


怒りんぼには怒りんぼの。

不機嫌には不機嫌の。

それぞれの事情があるのでしょう。

そこに至るまでの

より良くなるように頑張りや努力があったりするのだと思うのです。

それでも自分の願うようにいかなくなってしまった時に

甘えられる家庭で不機嫌をそのまま表してしまっていることもあるんじゃないかしら。

心を育んでみようっと思うかどうかは、その人にしか選べないことなのです。


マインドフルネスではコントロールから離れましょうっとお話しします。

自分へのコントロールはもちろん、他の誰かへのコントロール。

機嫌をよくしようと説得したり、言い聞かせるようなことって、すでにコントロール。


パートナーの心がどんな風なのか、無関心になりましょうっというのとは違います。

パートナーが今どんな気持ちになっているのか。

何か悩んでいるのか、困っているのか、喜んでいるのか

心を向けてあげる / 関心を持っていられたらいいなーっと思います。

それが受け止めるっということ。

時にはそっと距離をおく、時には話をただ聞く、

時にはアドバイスを求められることもあるかもしれません。

いろんな場合があると思います。

自分がその悩みや苦しみ、喜びを貰い受けるっというのとは違って、

慈しみや思いやりを向けてもらえるって、とても心強いと思うのです。

怒らせてあげればいいし、悲しませてあげればいい。


でもそこには、相手の経験への尊重の気持ちと、相手の存在への信頼が大切です。

どんな感情を感じても、私はあなたを大切に思っていますよ

愛していますよっという自分自身の在り方。

言葉で伝えなくても、空気感としてちゃんと伝わります。


自分にできること。

それは、自分が自分を整えておくこと。

そして自分がパートナーをどんな風に感じているのかを知っておくこと。

こんな人だったら愛せるっという条件付きの愛ではなく

自分がその人を大切だと感じているのであれば

その感覚を大切し自分らしくいるだけで、関係って自然と変化していきます。


認められない・受け入れてもらえないっと

先取りで勝手に感じてしまって心を防衛し、行動って拗れてしまうのですが、

その必要がなくなるから、パートナーだって素直にあなたへの

大切にしたいという想いや愛情を持って接するようになるのです。

相手を変えようとするんじゃなく、

自分を自分で整え、相手への想いを自分で大切にすることが自分にできることです。


それでもご縁がそこまでの場合は無理は禁物。

相手にも相手の人生があるのだから、

ギャンブルに溺れたいっという人生であれば

それをわざわざ共にする必要はないよね。笑

そんな極端な場合でない限り、誰かとの関係って

夫婦でなくても自分が心を育むと変わってくるものです。

その辺りを詳しく書くとまた長ーーーくなってしまうので

またの機会に書くとしましょう。

「今の自分」が「今の相手」をどう感じているのかを大切にしましょう。


必要な時は、お互いの心が落ち着いてい時に

言葉にして自分の望みを伝えてみるのもいいですよね。


「私はこんな風に言われて/扱われて、悲しかったよ」

「私はこんな風に一緒の時間を過ごせたら嬉しいよ」


その時には必ず主語は「私」でありましょう。

「あなた」をコントロールしたいのではなく、「私」の望みとして伝えます。

どこまで行っても、自分にできることは自分のこと。

自分の望みを伝えるのに、相手を持ち出すのは主軸が変わってしまい

伝わるものも伝わらなくなってしまいます。



パートナーシップって、願いが強くなりがちなので

強く心の反応がでやすくて面白い。

相手がどう考えているのかなんて、感じられないんだから

そんなことに気力や時間を使ってもどうにもなりません。


深刻にならずに、真摯に。

そんな誰かに出会えた素晴らしさを享受してみてくださいね。





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