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子育てとマインドフルネス

今日はこのブログでも何度か書いてきた、子育てとマインドフルネスについて。

子育てって、幸せになって欲しい、将来困ることのないように守りたいっという

親としての願いがありませんか?


私たちは誰一人として育てられた経験のない人はいません。

どんな風に育てられたかという経験を受け取ったのかっというのもまた

今の自分に大きな影響を残している方が多いです。

だからこそ、立場が変わって自分が育てるっとなった時

真剣が過ぎてしまって、深刻になってしまうのかもしれませんね。


どんなことでもそうですが(どんな物事にもプロセスの段階があるよね)、

子育てって子供の年齢によって関わり方が変わってくると思うのです。

それをひとっ飛びにしてしまうのも、いつまでも手を離さないのも

どちらもアンバランスをもたらしてしまうのではないかなーっと感じています。


マインドフルネスの実践をしていると

自分の子供であってもそれは別の人格を持った

自分ではない個人として尊重することができるようになってくると思うのです。

だから、その人へのリスペクトを持って関わることもできるようになってきます。


まずは、年齢に合わせてみてみましょう。

乳児の間、それは大人が命を見守る時。

時により、お母さんの心や体の健やかさによって

必ずしも母親である必要はないかもしれませんが

大人が命を見守ることが必要ですよね。

温度や湿度の調整、ミルクや母乳、排泄、清潔など

人間の赤ちゃんは、種族としてそう言ったケアが必要な状態で生まれてきます。

でも、話さないしからと言って個人でないわけではありません。

意志もあり、いろんなことをすでに経験として受け取っています。

時々、子供はまだ話さないからっと乳児のいる前で

家族に話せないような話題を話される方がいらっしゃいますが、ちゃんと聞いていますよ。

そしてそれを経験として受け取っています。

赤ちゃんはお人形じゃないからね。

ケアが必要な人であっても、尊厳と愛を持って関われるといいなー。

そして、そのケアが産後間もないお母さん一人になってしまい

辛いな時間となりませんように。

ホルモンバランスも関係して、お母さんもまたケアが必要になりやすい時期でもあります。

体も心も、ゆっくりと休めるようであればいいのですが

そうでない場合も、ヘルプが必要であれば、いつでも声を上げてもいいんだと

誰かが伝えてあげられればいいなー。

そのヘルプは家族の他のメンバーでなくてもOK。

何かのプロフェッショナルのお手伝いの場合もあるかと思います。

役所、助産師、病院、どんなお手伝いが必要になっても

命を生み出すという大きな仕事を成し遂げたんだから

必要な場合は、胸を張って、ヘルプを求めてくださいね。


今の自分に気づくっとは、体力も気力も同様に。

無理する必要なんてないし、正解を求める必要もなく

今の自分が欲しているなら、おやすみすることだって選択してもいいんだよ

っということだと私は思っています。


そして、幼児期から児童期にかけて。

自我が芽生え、子供自身もその自我を持て余すことがあるかもしれません。

人って本当に内側にいろんな要素を持ち合わせています。

そのどの要素もコントロールして、「良い」っと誰かが言う状態にする必要はありません。

時代や住む地域によって変わってくる「常識」っと言うのは真実ではありませんよっと

ヨガでも言われています。

そんな真実ではないものに振り回される必要なんてありません。

また、あなたが「信じている」良いを子供に押し付ける必要もありません。

その子が悲しむ経験も、苦しむ経験も、喜び、楽しみ経験と同じだけ大切な経験。

いろんな経験をさせたいっと願いながらも、遠ざけたくなる出来事もあるかもしれませんが

本人からその経験をとりあげてしまわないでいられたらいいなーっと思います。

私たちがそうしてきたように、どの経験もそれらを通して受け取るものがあります。

見張るのではなく、見守っていられればいいなと思うのです。

そして、助けが必要な時はお母さんはいつでもここにいるよっという距離感。


怪我をしても大丈夫だけど、命を守れるようなそんな距離感は

年齢によって変わってきますよね。


最近は親が子供の社会に深く関わることが多くなってきました。

ママ友っと呼ばれたり、学校でもお母さん達の関係がそのまま子供達の友人関係と

密接になっていたりと、子供の社会化がお母さんの社会化みたいな。(笑)

お母さんも一人の人として心の独立ができたらいいですよね。

それが児童期の後の思春期そして子供の独立を見守る時期の

お母さんの心のバランスも取ってくれると思うのです。


母と言っても、一人の人間の一つの役割。

側面であって、全てではありません。

あなたがあなたとして在るには、その役割もとっても大切だけど

自分に気づき、自分として過ごすことが大切だなーっと思うのです。

それが、子供にどうあって欲しいと「自分」が望んでいるのかっというのと

子供がどう在るのかっということを混ぜこぜにしてしまわず

自分の「願い」や「思い」に気づくスタンスになってくれます。

大切に思っているその心は大切な「親の愛」。

子供に関心という愛を向けるのは忘れずにいながら

親としての心も育んでいけるといいですよね。


ぎゃーーー。

また長くない?

長いですよね。

思春期からは明日にしましょう!

サクッと書けない!ついつい長くなってしまう!

ごめんなさーい。

続きはまた明日!




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