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タッチの講座を開催しました

先日、タッチの講座「dialogical touch」を開催しました。

マッサージセッションを受けてくださった方から

ありがたく時々いただくリクエスト。


dialogical touchの意味は対話的なタッチ。

対話だからと言って、体と話すわけではありません。笑

存在として、“対” で居てみるっということ。

対話に「言い負かす」っということはありません。

なぜなら「正解」を求めたものでも、

「どちらが優っているか」を競うものでもないから。

それぞれが対となるよう独立した存在として尊重される

ちゃんとそれぞれのバウンダリーがあります。

そして、独立したもの同士だからこその

同化ではなく、響き合う交流が起こるのです。


リクエストいただく方によって

何を学びたいのかっというのが全然違います。

オイルマッサージの基礎だったり、

コリを緩めるための筋肉へのアプローチだったり、

ムーブメントと呼ばれる関節を動かしたりストレッチなどの技術だったり。

今回、何を求められていらっしゃるのか

ゆっくりとヒアリングをして見えてきたのが「在り方」。


「在り方」ってタッチの真髄だと私は感じています。


「在り方」を大切にしなくても

筋肉を緩めることはできるだろうし、骨格に働きかけることもできると思う。

でも、受け手が今のその人らしいバランスに自ら戻っていく

自己治癒っと言えるその働きはやはり触れ手の「在り方」が大切で

それが全てだと思います。


ヨガや瞑想のクラスでは「言葉」を用いますが

マッサージのセッションでは「言葉」のないコミュニケーション。

「言葉」で誤魔化すことができないから

もう「在り方」がダイレクトにセッションにあらわれます。

もちろん、ヨガや瞑想のクラスでも「在り方」の影響はありますが

「言葉」の影響もあるので、マッサージよりも誤魔化しができる気がしているんです。

あはははは。


マッサージセッション

それは私にとって、本当にもう丸裸に今の私が伝わってしまう。

だからこそ、日々自分をどのように「在る」のかを

真摯に向き合うほかないのです。


っとは言っても、修行僧のように生活していませんよ。笑

今自分は何を感じているのか、どんな風な空気感を纏っているのか。

ありのままに気づいていこうっと試みているっという感じです。

理想と違う反応が心に起こっても、それに気づく。

理想と違うからといって、その心の反応をコントロールして

こんな風に考えようとか、こんな風に受け止めようとせず

ただ気づいていくだけです。

等身大のありのままの自分をそこに置いておく練習です。

だって、等身大以上も以下もセッションできないんだもん!笑


深刻にならないけど、無視しない。

マインドフルネスでお伝えしていることそのものを実践しているだけなのです。

その実践の繰り返しが、在り方を整えるし、理解にもつながる。

セラピストこそ、マインドフルネスの実践をお薦めしちゃう訳ですよー。

あはははは。


タッチの講座なので、もちろんオイルを使ってマッサージの練習もします。

バウンダリーを大切にすると、自分の体を屈める事が少なくなるんです。

体の使い方次第で、力を込めずにしっかりと圧を伝えたり

触れ手にも優しいセッション。


それぞれに合わせた講座

お問合せ、お待ちしています♡






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