心の反応を置き去りにして
こう考えればいいんだっと自分の思考をコントロールしても
結局根っこは変えられないんです。
えへへ。
突然の書き出し、なんのこっちゃ？ですよね。笑
最近ヨガのグループレッスンに体験として
初めましてっといらしていただく方が増えています。
お家にいる時間が長くなり、今までお友達との会食や気分転換ができていたのが
ちょっと頻度が少なくなったり、あるいは会えない時間があったりで
体を動かし、心も整えられそうだぞっとヨガにご興味をお持ちいただく方が
多くなっているのかもしれませんね。
理由はどうあれ、ご自身の健やかさにご興味を持っていただけるって
私もとっても嬉しい！
さてさて、そんな初めましての方達とお話ししていると
なんだか共通のものが見え隠れします。
・こんな考え方が自分を苦しめているんだろうな
・こんな風にポジティブに考えられるといいんだろうな
・これが大人として成熟した対応だろう
・こんな風に力の抜けた人として居たい
これらのコントロールが心を置き去りにして
あたかも自分の考えのような錯覚をしているけれど
心が置いてけぼりになっている
そんな様子を見てとります。
必要以上に「体が硬いんです」っと自分を貶めてみたり
「年齢ですもんですよね」っと理想に当てはまらない自分を諦めたり
心では感じていることから思考を優先し自分を一生懸命に説得している感が
伝わってきます。
だって世の中それを薦めてるもんねー。
そんな風に自分を慰め、説得して、これでいいんだと言いくるめる習慣ができてしまう。
ありのままを見るっということが自分を下に見るっということだと勘違いしてしまう。
その逆で、自分はすごいんだと盲目になってしまう。
ちょっと偏ってしまっていることにも気がつけなくなるくらいに
思考のコントロールが染み付いてしまっていませんか？
その時には心が納得したように思えても
心を置いてけぼりにしては、結局根っこが変わらない限り
何かのきっかけでまた大きく元の苦しみに戻ってしまう。
そんなことを繰り返して、自分らしくっということを諦めてしまうなんて
もったいない！っと思うんです。
いわゆるポジティブでいようとすることは
自分の心に蓋をしてしまう行為にならないように
マインドフルネスではまず自分の心の奥深くまで気づこうよっとお伝えしています。
これ、初めは難しいんですよね。
だってこれまで思考を心だと思ってやってきているから
気づいた！っと思ってもそれは思考。
心に関心を向け用としても、心を感じることさえできなくなっている場合が多いのですよ。
さて、あなたは今この瞬間の心を感じることができますか？
それは、思考？心？
どっちかしら？
心に関心を向けてみようっということは
慣れない間は練習が必要です。
音楽の専門家は私のような素人には聞き分けることができない
繊細な違いを聞き分けることができます。
それは訓練の賜物よね。
好きだからたくさんの時間を音を聞くっということに費やした。
そして専門家になるくらいですもの。
たくさんの時間を練習にも費やした。
その結果「聞く」っという五感が育まれるんです。
心を感じるっということも
長い時間、思考を心だと勘違いして過ごしてきたら
この感覚を「育てる時間」が必要です。
そして、本当の心を感じることができるようになったら
ありのままにその心が感じていることを迎え入れることができるようになります。
自己受容ですね。
これが思考が心だと思っていると
心と思考の誤差があるので、迎え入れるのが難しい。
またここにコントロールをして「これでいいんだ」「仕方がないんだ」っと
なってしまうので、小さな誤差が積もり積もって
心が悲鳴をあげてしまう。
思考のコントロールから離れる練習をしましょう！
どんなにその場しのぎをしても心を放ったらかしにしていては
本当の意味の癒しは訪れません。
慣れていなければもちろん時間は必要です。
でもちゃんと続けていれば大丈夫。
時には大きくジャンプするように変化を感じる時もあるし
時には牛歩のように進んでいる実感がない時もある。
３歩進んで２歩下がったように感じる時もあっても
ちゃんと１歩進んでいることに光を当ててあげましょう。
大丈夫。ちゃんと進んでいるよ。
自分に慈しみを向けるっということは
思考でコントロールをして慰めるっということではありません。
ありのまま、丸ごとの自分を変える必要なく
そのままで完璧だったと存在そのものを受け入れること。
それは体験するまで思考では理解できることではないけれど
ちゃんとそこへ関心を向けていれば
誰でもそうなれます。
もうコントロールで自分を誤魔化し続けるのはやめてもいいと思うよ♡
丸ごとの自分をそのままに！
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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