どんなことでもそうですが
マインドフルネスや心のことにもプロセス・ステップがあると思うのです。
悩みごとに振り回されてしまう
なんだかモヤモヤがスッキリしないっというのは
心のカラクリを知らないから。
悩みに振り回されて苦しくなってしまうのはが自分の
「認知の歪み」や「気のせい」が原因だったというのを知っていくのが初めのステップ。
でも情報として頭でカラクリを理解しただけでは、
頭でわかっているのに、心がついていかないっと
「理想のように心が軽くならない自分」を責めてしまったり
「自分はまだまだだ」っと自分を認められなくなってしまい
新たな苦しみを生んでしまいます。
だから、学ぶだけではなく、実践がとても大切。
マインドフルネスや心に向き合うっということにチャレンジする時には
実践の大切さと踏まえて、心のカラクリを理解している誰かと
一緒にチャレンジしてみるのがおすすめです。
この初めのステップが進み自分の心の反応に気づくっということができてくる頃には
悩みには奥に不安や願望が隠れていたことに気がついてきます。
・誰かの反応
（嫌われないか・受け入れられるか・下に見られないか・認めてもらえるか など）
・未来への不安
（過去の苦しみを繰り返さないか・自分の予想以上の苦しみがないか など）
・過去への後悔
（こんな風にしなければよかった・こうすればよかった など）
・評価やジャッジ
（正しいか間違っているか・間違いたくない など）
これらの不安があるから、自分の心を守る必要が出てきます。
それがコントロール。
このコントロールを手放していくっというのが次のステップです。
自分の反応、誰かの反応をそのまま
受け入れてもいいよっと受容が進んでいきます。
受容が進んでいくっということは信頼が育まれていくっということ。
信頼っとは裏切りの反対語ではありません。
どんなことがあっても大丈夫っと盲目的ではなく
気づきを伴って、信じられることです。
自分の幸せは何ものにも脅かされることはないという信頼です。
全ては自分次第っという表現はいろんなところで言われていますが
その真意を理解しているでしょうか？
自分が変われば世界も変わって見えるっというのも同じです。
その真の意味を知っているでしょうか？
考え方を変えるっというのはコントロールです。
同じことが起こっても、悩みと受け取るのか、理解を深めるステップとして受け取るのか。
心の反応を「考え方」っとしてコントロールしてしまっては
また同じことを繰り返し、腑に落ちるまで経験します。
自分がどんな反応をしているのかをそのまま気づきと共に受け取ってみるっという
プラクティスを繰り返していくうちに
自然と理解を深めるプラクティスへとステップが深まってくるのです。
自分で未来への道をコントロールをして
幸せに向かうっというのには信頼は伴っていません。
信頼が育まれてくると、「幸福」という安心が内側に現れてきます。
この安心感は、未来を願望に近づけるっというのではなく
今この瞬間に自分の全てを委ねることができる安心感です。
安心し、信頼できるから、ハートを開き委ねることができるのです。
私たちは体を持って、命を表現しています。
体を持って体験し、個としての意識が体験を通して
智慧に気づくっということをただ経験しているのです。
命は自然の一部であり、自然の一部だからこそ、自然の摂理の一部です。
その自然の摂理が智慧であり
それを個としての意識が再認識していくプロセスを経験しているのです。
これを体感することが悟りの始まり。
自然の摂理・ものの理を、個としての意識が腑に落とし体現していきます。
何者かになるのではなく、ただの命を顕すプロセス。
それに気づくとプロセスが自然の流れのままになります。
意識的に委ねることが安心感と共にできるようになります。
悩みを解決したい・悩みに振り回されたくないっという
マインドフルネスや心のことに向き合うプロセスは
悩まされない状態へと進んでいきます。
マインドフルネスや心のことに向き合う時
今日初めて、明日すっかり別人のように変容しているっというものではありません。
登山のように一歩づつ歩いていると
足元だけ見ていると変わったように思えなくても
視線を上げると随分登ってきたことに気づくようなもの。
振り返ると、自分の在り方が変わったなーっと気づくっという感じなのだと思います。
どんステップも上下、や優っている・劣っているというものではありません。
そのステップが経験しているだけ。
ぜひ今のご自身のステップを急ぐことなく存分に楽しみながら体験してみてくださいね。
写真はトレイル中に「おっとっと」ごっこして遊んでいるわたくしです（笑）
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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