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思考から離れよう / 初級編

昨日思考から離れよっと書きましたが

読み手によってはなんの話やらさっぱりだったとか?

そうですよね。

えへへへh。


っということで今日は思考からな離れようの初級編をば!

さてさて、私たちの思考って気がついているのは

全体のほんのちょっとっと言われています。

なんなら1割弱だとか。

まーその割合は人によって違うよね。

気がついていない間にたくさん考え事をしている人、

気づきに注意を払って毎日を過ごそうとしている人

色々ですもん。


まずはその1割弱と言われている思考からお話ししていきましょう。


思考ってどんなものがありそうですか?


朝起きた途端にはじまりますよね。

「あー歯を磨こう」っとか「お白湯飲もう」っとかっていう感覚的なものから

「今日はこれをしなきゃ」っという予定や忘れてはいけないっと思っているものまで。

そこに家族が一緒にいたら

「誰々のご飯作らなきゃ」っとか「今日の誰の予定はどうだっけ?」など

自分以外のことにも思考を巡らせます。

朝起きて、数時間の間にもうたくさんの思考。

思考がないと危ないのは当然です。

熱いお湯に手を入れないとか

時間通りに出勤するには、何時の電車に乗るとか

とっても大切ですよね。


でもそれは “今” じゃないものばか理です。

今、ご飯の準備をしながら次のことを考えている。

ご飯を食べながら、食べ終わってからのことを考えている。


そして時には過去のことにも思考は及びます。

「あの時あー言ったのは間違っていただろうか」

「あの時こうしていれば....」

時には自分以外の人のことだったり

「あの人のこの言葉にはどんな意味があったんだろう?」

「なんであの人はこんなことをしたんだろう?」


自分以外の人のことの場合も未来のこともあります。

「あの人はどんな風に反応するかな?」

「この子は将来、大丈夫だろうか?」


そこに空想が入ってくる時もあります。

「あそこに行ってこれを食べたい!」

「あんな仕事をしてこんな人になりたい」

「あの時こんな風に話していたら.....?」


どう?

そうやって振り返っていくと

いっつも思考で頭がいっぱいだったりしませんか?

そして大抵は「今」や「自分」じゃないこと。


人は気を使って毎日を送ります。

言い方を変えるとエネルギーを消耗しながら生きているんですよね。

そのエネルギーは持って生まれたものから

食べたり寝たり、楽しいことをしたりで補充しながら

色々なことに使っています。

消化をするにも眠るにも必要なエネルギー

楽しくおしゃべりするにも

何かにチャレンジするにも使います。

そして残念なことに、何かを行動していなくても

思考を巡らせるのにもたくさんのエネルギーを使います。

そこに感情や執着があると

きっとたくさんのエネルギーを消費してしまうことでしょう。


何かをしたいっと思っても

そうやって思考を浪費してしまっていたら

そのやってみようっということを行動に移すエネルギーが

不足してしまうんです。

そして、行動できないことを

またモヤモヤさせてしまうとそこにも浪費が....。


よく車のガソリンで例えられます。

車は止まっているのに

ガソリンの空ぶかしをしている状態、

それが思考を巡らせている状態です。

そしていざ車を動かそうとしてもガソリンが不足していて

移動することができないっという具合です。


何かが気になる。

何かをどうにかするための方法を思考を巡らせて

よい方向にしたいっという時に限って

思考に呑まれてしまいます。


でも冷静になるとそれ自体が

やる気や心の余裕を保つためのエネルギーを浪費してしまっているんです。


しかも、文頭で書いたように

たかが1割弱でその状態。

認識できていたい思考に気づいたら

もっとたくさんの思考が巡っていることでしょう。


だからマインドフルネスでは今にいましょうっと言います。

エネルギーを浪費しちゃうんじゃなくて

今ここの自分自身にちゃんとちゃんと向けてあげる。

今まで垂れ流してしまっていたエネルギーが

充分に今の自分に向けられたらとってもパワフル!

今を充実させるのに役に立ちそうだと思いませんか?


思考は悪者じゃない!

でも使い手は自分。

振り回されてしまうんじゃなくて

しっかりと使いこなしたいものですね。





◉ありのままの自分に戻る時間◉

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