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命のドラマ


今日は大好きなお友達でもあり「Retreat Space Noah’s Ark」を主催している

”なおじ”の「ちいさなサンガ」に行ってきました。

月に1度のペースで開催される「ちいさなサンガ」はヨガを学ぶ人たちの

少人数での集まり。

”なおじ”は、スートラやマントラを伝えているヨガ先生です。

全力で生きているナオちゃんは、知り合った数年前から全く変わらず、

そして同時にどんどん進化しているステキなヨガ実践者。

そんな”なおじ”の元にはやはり真剣にヨガに取り組みたい人たちが集まってきております。

今日感じたのは、ここ数か月何度も感じていることと同じ

「みんないろいろなドラマを生きているんだなー」ということ。

そしてそれを愛おしく思う。

悲しい事、辛い事、楽しい事やうれしい事など、いろいろな経験をしてきている。

もちろん、こんな私も。うふふ。

悲しみや苦しみの最中にいる時は、

「なぜ自分だけこんな苦しい思いをするんだろう…」

「こんなに悲しんでいるのは自分ひとり…」

なんて思いの中で一人ぼっちの気分になってしまったりもします。

「こんな思い誰にも分ってもらえない!」と、もっともっと孤独に、そして悲しみの中に入ってしまったり。

これはそんな辛い時期からぴょこんと飛び出ることができたから言えるのかもれないけれど、

似たような経験をしている人はこの地球上にたくさんいます。

決してあなた一人ではありません。

だから大したことではないっというのではなくて、その逆ね。

あなた一人ではないから共感してくれる人もきっといます。

そして、そんな状態から脱出した人もきっといます。

一人ぼっちに感じてしまった時にはぜひ思い出して。

そして、いつかあなたもそんな状態からひょっこり飛び出すことができるから。

もうひとつ大切なこと。

似たような経験をしている人はたくさんいるけど、

あなたの経験は唯一のもの。

大切なあなただけが経験している唯一のドラマ。

だから、それを大したことないって無下にしないで。

同じような種をもらっても、育て方次第で

毒の実を実らせることも、自分や周りの人を助ける薬草に育てることもできると思う。

その辛い経験という種をどんな環境でどんな肥料を与えながらどんな風に育てていくかは自分次第。

これが腑に落ちてくると、

自分の経験の中にどっぷりとはまり込んで必要以上に自分を追い込んでしまわなくなったり

必要以上にその感情を感じないようにしたりするのではなく、

全身でその経験をしながら、シンプルにその経験をしていける。

悲しみや苦しみというドラマを実際よりも大きいものにしなくてすむ。

シンプルに自分と向き合うことができる。

そこから、また知恵を得て新たな薬草となる経験に育てていける。

そんな気がしています。

あなたも私も特別じゃなく、そんな必要もなく、ただ唯一の存在。


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