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練習はウソつかない!


ヨガでは「こころ」と「からだ」は深く影響しあっているよ。

と言われています。

もちろん、身体の不調のすべてがこころが原因…ということではありません。

こころの状態は身体の状態に影響を及ぼすこともあるし、

その逆、身体の状態がこころに影響を及ぼしたりもします。

ちょっと想像してみてください。

「まったくもーーーっ」と怒り心頭の時、肩が上がっていたり

呼吸が早くなっていたり、お腹がぎゅーっと硬くなったりしていませんでしたか?

心配事があるときは肩が前にきて胸が小さくなって猫背気味になっていたり

呼吸が浅くなっていたり…。

あんまり胸を張って心配しているところって想像しづらいですよね?

堂々と自身があるときは顔は前を見据えて、胸を張っていたり。

楽しい時は大きく呼吸をしながら笑っていたり。

こころの状態と姿勢だけをみてもこんなに関係しているんだって見えてきますよね。

で、こころの状態を自分の意識でコントロールするのはちょっと難しい時ってありませんか?

心配するのやーめよっと、やめられるなら初めから胸が縮む思いで心配したりはしません。

あるいは今日からもう怒りません!って宣言してできるかなー?

難しそうでしょ?

そんなことできたら、きっとみんな見事にダイエットだって成功しているし

規則正しい生活だってできています。

なかなか決心しても、試みても続かない。

できないから悩んじゃうんですよー。

でも、安心してください!

ヨガではそんな暴れん坊のこころ、自分でコントロールするのが難しいなら身体をコントロールしてみなよ!

といっています。

やったね!

意識的に身体を使ったり、呼吸をコントロールしたりと

目で見える・触れることのできる身体を使うのならちょっとできそうじゃない?

あるいはゆっくりと吐いたり、吸ったりと呼吸をコントロールしてみるのもできそう!

そうして、肩や胸をよりリラックスした場所に戻したり、

呼吸をゆったりするとなんとなく心もリラックスしてきます。

ヨガでは、そういったことを体系的にまとめてくれてあるんですよー。

すんごいぜ、先人‼

ありがとーー。

その練習を積み重ねるうちに自分のこころとも仲良くなっていくんですねー。

仲良くなるから、もうどうしようもなくなるまで無理をしたりする前に

身体を通して自分が自分に教えてくれるようになります。

心強いでしょ?

ほーら、あなたもだんだんヨガがしたくなーーーーる。

えへへへへ。

私ははじめてヨガをする生徒さんがいらっしゃるときによくこんなお話をします。

「みんなひとりひとり顔が違うよね、顔が違うと声が違ってくるように

骨格が違って、日常の習慣が違うと身体も違います。

だから、前でやっている私やお隣でしている方とまったく同じ形にならなくていいんです。

身体のどこを意識してどのように使おうとしているのかをお伝えするので

ちょっとチャレンジしてみてください。

手を上にあげた形になっている人もいれば、斜め前に向かっている場合もあるかもしれません。

でも、見た目ではなく腕をどのように使おうとしているのかを意識してみましょう。」

「はじめから自転車に乗れる人は少ないけど、練習をしていけばほとんどの人が乗れるようになるように。

焦る必要はないので少しづつ、自分のペースで続けていくと必ず変化は起こりますよ。」

そうなんです。

練習を続けると必ず変わります。

練習は裏切りません。

それは身体を使ったヨガだけではなく、瞑想も同じ。

(そういえば、瞑想は心の筋トレ‼と私の瞑想の先生がおっしゃっていました‼)

誰かと同じだけ練習しているのに、私は変わらない! あの人は成果がでているのに!

なんて、気にする方が時々いらっしゃいます。

それは、もともとの身体の状態やこころの状態が違ったり、

お家でも少しづつ練習していたり。

いろんな要素で違ってきます。

だって、ずっとダンスをしてましたって人とずっとデスクワークをがんばってましたって人が同じように

身体が変化していくとは思えないでしょ?

だから、誰かと比べるのは実はちょっとトンチンカンなこと。

変化がやってくるまで、自転車の練習や逆上がりの練習のように

地道にコツコツやってく。

そうすると、あーーら不思議。

変化がやってきちゃう!

練習したら、した分だけ。

しなかったらその分だけ。

練習と自分を信頼してコツコツと。

うふふふふ。

楽しみになっちゃいますねー。

どんな変化が待っているかなー。

ワクワクしながら、私は今日もこんな時間からコツコツ宅連いたします。

えへへへへ。


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