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私のスカトー話6

  • yukari
  • 2016年1月7日
  • 読了時間: 5分

こんにちは。

やはり、年をまたいでしまいました。

のんびりペースですなー。

スカトー寺にはたくさんの動物がいます。

こんなかわいいリスもー。

とってもかわいー。でも彼らは野生です。

日本の観光地なんかでいる動物のように

「おやつをおくれー」とかって寄ってくることもありません。

木の実を奪い合いしてはおっかこしたりしてます。

なので、こそーっと眺めては

「おいでよー」と念を送るくらいです。笑

さてさて、私のスカトー寺での瞑想体験でした。

いやー。よかったです‼

毎日の変化の大きい事!

これは私に限ったことではなく、周りのみなさんのお話を聞いていても驚くスピードで

みなさん変化したり気づきがあったり。

私もヨガ仲間の中に瞑想実践をしている方や私の瞑想のクラスに来られている方など

いろいろな方と瞑想に関しての話や経験をシェアしますが、

スカトー寺滞在中の私を含めたみなさんの変化のすごい事!

プラユキ師も

「ほどんどの人が短期間で大きく変化するよー。スカトーマジックだねー。(笑)」

なんて言われていました。

実際にどのような体験をしたのか…。

覚えている範囲で思い出してみますねー。

まず、初日。

日中は自分のペースで歩行瞑想。

夜のチャンティングの後、滞在している日本人はプラユキ師の元に集まります。

そこで、いろいろなお話をするのですが、

初日は改めて手動瞑想と歩行瞑想のご指導をいただきました。

これまではヨーガニドラやヨガクラスでよく伝えられている瞑想などを習慣にしていたので

ここに滞在する間はそれをちょっと置いておいて、ここのやり方を体験する!を心掛けようと思っておりました。

さてさて、2日目。

速い‼変化が速いです。

1日中、悲しくも考え事もしていないのに涙がでます。

チャンティングや法話を聞いていても、日中ひとりで瞑想をしてても、

洗濯してても何をしていても涙が流れてきます。

それでもこの日は歩行瞑想を続けました。

夜のプラユキ師を囲むお話の時間にそのことを報告。

「必要なら明日お話の時間を設けましょう」とご提案いただきました。

そして3日目。

朝から歩行瞑想。

やはりプラユキ師とお話しをしたくなり、お散歩がてらお寺の中をウロウロ。

プラユキ師はっけーん。

で、お話しをさせていただきました。

「スカトー寺という絶対的に安全な場所にくるとそういったことはよく起こるんだよー」とプラユキ師。

ここまで来ているのですがらね。

何も弁明する必要もなく、そして恥ずかしげもなく心の中や頭の中をぜーんぶ言葉にして出しました。

「これもよくあるよねー。集中系の瞑想しすぎだねー。集中しないでパー系‼」とアドバイスもいただきました。

そうなんです。

その頃の私はいろいろあって、今まで学んだことや経験を足元から救われたようなそんな気持ちでした。

なので、そこを打開しようとより集中して、踏ん張って、追い込んでしまっていたんです。

プラユキ師の大きな懐に受け止めていただけた安心感。

その後からの瞑想が劇的に変化をしたんです。

身体もそうですが、やはり凝り固まっていると動くことも感じることもままなりません。

安心という土台があってこそ心は柔らかさを取り戻し、それにより気づきが深まるのを体感しました。

自分のクラスではまず安心して心を明け渡すことができるよう心掛けていましたが、

自分が自分に安心できなくなっていたのです。

「安心する」ってやっぱり大切なんだなーと再体験できました。

その日の夜のお話の時、他の日本人の方に

「何があったの?表情が全然ちがうねー」と言われるほど。

つきものが取れたような感じです。

次の日。

残念ながらこの日から3日程、プラユキ師はお寺の御用でバンコクへ。

私たちはお留守番です。

でもね。喉もの過ぎれば‼ですわー。

集中系に慣れ親しんでいたので、物足りなさも感じていたのでしょうか。

つきものが取れたと思ったら、今までの瞑想と違うこの手動瞑想や歩行瞑想ってどんな効果があるのかしらー。

ホントに気づきが深まるのかしらー。

などなど、まっすぐな心でやってきた素直な私は影を潜めだし、

ちょっと斜めから視線をおくる反抗期的な私がちょろっと顔を出し始めるのです。

そして、素直な私と反抗期の私の会話がはじまります。

素:「とりあえずいろいろ考えてないで実践しなよー」

反:「だって折角の機会なのに時間を無駄にしたくないし!理解がしたい!」

素:「だからー。実践してたら実感できるようになるんじゃなーい?」

反:「そんなあやふやな感じでやりたくないんだよねー」「効果でてるのー?」「理解がしたいんですけどー!」

素:「急ぐなってー」

なんて調子です。

なんとか「急ぐなってー。とりあえず実践、実践」というのが自分の中で勝利!

ただ淡々と歩く瞑想。

そんな私を見透かしてが、メーチーさん(女性の修行者の方)が声をかけてくださいました。

「あなたの先生は暫くお留守だけれども、今のようにしっかり実践しなさいね。

変化や気づきは氷山のように目に見えるのはほんの一部だけだけど、

その下の目に見えないところで大きな塊となっているから。

塊の方がとても大きいのよ。変化していないようで大きく変化をしているのを信じて実践しましょうね。」

ぬぬぬぬぬー。

見透かし度100%!

しゃきーんと素直な私が帰ってきました。

単純ー‼

こうして、プラユキ師のお留守の間も淡々と実践しながらお帰りを待ったのでした。

でも、めでたしめでたしー。

またしても、とんでもなく長くなって参りました。

続きはまた次回にー。

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