瞑想や心に向き合うことを始めると
自分の中の見ないようにしていたことに気が付くことってよくあります。
よい人であるように
誰かに嫌われてしまわないように
迷惑をかけないように
常識を守れるように
そんなことを大切にするあまり
自分の中の大切な感覚をそっとしまってしまい
どんな風に感じているのかさえ分からなくなってしまって
自分を感じられなくなって
思考が自分だと思い込み
色々と学んだり、自分を律したりと頑張っているのだけど
何かがしっくりこない。
そこで瞑想や心のことに興味を持ってご連絡をいただくことも多いです。
自分の中の歓迎したくない要素っと私は表現しますが
簡単んい言うと「自分の嫌な性格 / 部分」のことです。
誰でも嫌な部分なんて見たくないし
性格が悪いと思いたくない。
だから誰かや環境などのせいにしたりして
自分を正当化しちゃったり
逆に自分を責めたりしちゃうのです。
なんとなく気がついているんだけど
それを見ないようにしてそこに物語をくっつけて
悲劇のヒロインになったり
伝説のヒーローになったり
あの手この手で自分の心を守るのです。
それが、瞑想をしたり心に向き合うと見ちゃう。
そのショック、わかります。
ガビーン！私ってこんな人なんだー！っと
改めて面と向かっちゃうんですよねー。
でもね、自分の要素に気づくっというのは
自分を責めるための行為ではありません。
そこにまつわる苦しみから自由になって
その要素を個性として活かしていくステップなのだと思うのです。
嫌な部分ってどんなものがある？
意地悪・プライドが高い・ネガティブ・人間不信
優劣をつける・自己中心的・人の不幸を喜ぶ
そんな感じ？
他にもありそう！笑
さてさて、これらの要素もマインドフルネスをしていくと
どんな風に個性になる可能性があるかしら？
ちょっと見ていきましょう。
まず、意地悪・プライドが高い・優劣をつける・人の不幸を喜ぶっというところ。
これって自分が自分に安心できていないんだよね。
だから、自分よりも下に見る誰かがいてくれることで
自分は大丈夫っとなっているだけ。
ちゃんと自分が自分に安心できるように「自己肯定感」が育まれると
誰も下に必要なくなるのです。
だって自分がちゃんと自分を認められているんだもん。
そうするとどんな変化が起こるかというと.....
・意地悪⇨意地悪しちゃうって自分以外に誰か下になってくれる人を必要としてるんだよね。自分が自分に安心できたら必要なくなる。自己肯定ができたら、誰かと比べることがなくなるので、興味を持ったその人に優しさを向けられるようになりそう！
・プライドが高い⇨きっと大切にしたい何かがあるのかも。それだとしたら職人さんのように大切にしたいことのスペシャリストになりそうじゃない？
・優劣をつける⇨。自分にも他の誰かにも常に評価の目を向けているでは？そして失敗が怖い、常に正しくありたいという願いが強すぎると自分より劣っているか優っているかで人を見がち。それぞれのプロセスを尊重できるようになったら、相手への思いやりが向けられそう。
・人の不幸を喜ぶ⇨自分以外の誰かや出来事にも興味がありそうですねー。っということは誰かの幸せにも気づいてあげられるようになりそう。一緒に喜び合えるような。
では次にネガティブ・人間不信はどうかしら。
・ネガティブ⇨怖い思いや悲しい経験が心を支配しているのかも。そこから自由になったら
きっと繊細に物事に気づくことができる心配りができそう！
・人間不信⇨これもきっと悲しいことから影響されているのかな。不信から信頼に変わったら自由に自分を表現できる感じがしますねー。
最後に自己中心的。
・自己中心的⇨それぞれが自己中心であることを尊重できるようになると、いろんな人への理解が深まりそう。そこから好奇心がムクムクと育まれそう！
っと、これはあくまで私の今の感覚を書いたまで。
今どんなに歓迎したくない部分であっても
自分の中に安心感が生まれてくると
そんな風に個性として発揮できるようになるよっという例えです。
だから、どんな自分であっても大丈夫。
責めないでね。
そこばかりに意識を向けてしまうと深刻になってしまうから
そんな要素もあるんだなーっと受け止めたら
歓迎したい要素にも気づこう！
受け止めずに通り過ぎるのは違うけど
そればかりを見ていると辛くなっちゃう。
少しづつ、その要素も個性としての力を発揮してくれるようになるから
焦らずじっくり心を育てていけるといいよねー。
応援しております。
そして私も心を育ててまいります！
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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