体と心って本当に面白く連携をとっています。
私たちは、ブラフマン(全 / 自然の摂理)から現れ出た
個としての命(アートマ)として、体を持ち
そこに思考というツールを持つことで、心や感情っと言われるものを
感じることができているっと私は捉えています。
なので、個として生きている間は体に留まり
体にいるから心や感情を味わうことができます。
だからこそ、それらは面白いほどに関与し合います。
例えば、心配事がある時って
胸を張って心配している人ってあんまり見ないでしょ?
どんな姿で心配しているか、ちょっと想像してみて。
私のイメージでは、視線が下に降りていて、俯き加減で、少し背中が丸まっている感じ。
みなさんはどうかしら?
もしも、私のイメージのような姿勢をずっとしていたら、
体はどんな感じになるかな?
胃や腸は圧迫されるから、消化も進まないだろうし
なんなら、腸の圧迫がお通じの悪さにもつながるかもしれない。
胸がギュッとなっているので、呼吸も浅くなりそうだし
浅い呼吸を繰り返すことで、筋肉である横隔膜がスムーズに動かなくなってしまって
益々呼吸がしずらそう。
頭がいつも下に落ちているので、首や背中の筋肉はずっと引っ張られているから
もちろん強張りも出てくるよね。
噛み締めも強くなるかもしれない。
っと言った具合です。
心の習慣って、そのまま体の習慣になるんです。
特に慢性的な痛みやアンバランスがある時って
気づくきっかけになってくれると思うのです。
そろそろ、心の状態や習慣に気づいてみなよっという体からのアプローチ。
例えば、股関節のどちらかが痛みがあって、調べてみたら形成不全。
だから、股関節の手術したら、もう片方が痛くなったっというような話聞かない?
体がサインを出しているのを人工股関節で誤魔化したって
体はサインを伝えようと一生懸命なんだもん。
そりゃー、もう片方の股関節で伝えてくるよね。
五十肩、やっと上がるようになってきたら、次はもう片方が上がらないっとか。
ほんと、あるある。
人によっては、怪我などのアクシデントもそうだよっと言われています。
心の状態に気づく習慣ができている人はただただ感じていれば
人間性や精神性を高めていくストッパーになっている心の癖や執着、思い込みに
気づくことができるでしょう。
ヨガやマッサージってその体がどんな感じがしているのかを
感じる時間だと思うのです。
別に筋肉を鍛えるためでも、筋肉の硬直を取るためでもなくて
それらは副産物。
もちろん、体がつらかったら心になんて興味を持っていられないから
メンテナンスにもなるけど、大切なのは感じてみること。
日常の中で感じるよりも、感じやすい時間を持ってみる時間なのだと思います。
それを思考で、これはこうかな?あーかな?って分析したり解析したりしても
思考の中に答えはないから気づくことなんてできない。
ただただ、思考の分析を離れて感じ続けると
ふっとちゃんと湧いてくるんです。
あー、なるほどまだこんなことを握りしめていたんだなっと。
自分でそれを拒否している間は、もちろん湧いてきていても
瞬時に打ち消しちゃうので、湧いてきていないような体験をします。
何が浮かんできても、迎え入れますよっという
柔らかくて広く心を開いておけるように、
瞑想で心を育んでおくのも大切になってくるのは
そういうカラクリだからよね。
迎え入れることができたら、体はもうメッセージを送らなくても良くなるので
痛みやアンバランスから解放されます。
せっかく気づいても、コントロールでどうにかしようとして
シンプルにそれを自分の中に置いておくのではなく
自分を変えようとしたりすると、それは迎え入れていないので
痛みや違和感はどうにも変化していきません。
いや!体って、シンプルなだけに誤魔化しきかないー!笑
だからって、痛みがあるって言っちゃいけない訳じゃーないんですよ。
正直に認めたらいいよね。
そこからが出発だからね。
自分が完璧のように感じられないって
それだけ伸び代があるっということ。
とても楽しみなことなのです。
そして、体の状態が左右ピッタリ一緒とか、素敵なスタイルとか
そういうことが完璧さじゃないしね。
例え、片足がなくてもそこには、その唯一無二の完璧さがあるんです。
完璧さって物理的なことじゃあないので
誤解のないようでいただければ嬉しい。
あなたの体はどんなメッセージを伝えていますか?
感じてみてね♡
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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