私たちの文化は「人に迷惑をかけないよう」というのがとても強くあるように感じます。
そしてそれは素晴らしい文化で、道が綺麗であったり、交通ルールを守れたり、誰もみていないところでも、なんならトイレの個室などもちゃんと綺麗に使ったりもできる。
でもその反面、自分が自分を律し過ぎてしまうこともあるのではないかしら。学校生活でもみんなと同じでなければいけないという暗黙のルールのようなものがあって、それをはみ出ると「変わり者」というレッテルを貼られてしまう。
何もかもにおいて、きちんとできるようにと、自分への結構ハードル高くしながら育った経験を持つ人も多いように思うのです。それは育ててくれる人の躾だけではなく、言葉になっていない「誰かの期待」を察知しようとする能力(本当にそのような期待があるかどうかは別として...)に長けている日本人ならではかもしれないなーとも感じています。
慮る《おもんばかる》文化ですね。
真面目な人ほど、その文化や社会の求める期待を正面から受け止め、「人の目が気になる」・「ちゃんと正解でなければいけない」・「幸せそうでなければいけない」そんな風に自分を窮屈にしてしまう傾向があるのではないでしょうか。
私のところに来てくださる方も、そんな方、あるいはそうだった方が多いです。
でもそれが、心の奥では「もうこんな窮屈なのは十分だ」とか、「そろそろ自分を自由にしてあげたい」と感じ、感じるマインドフルネスのコースやエサレンに辿り着いてくださっているのだと思うのです。
そしてみんな「そんな自分」から自由になっていこうと試みていらっしゃいます。
みんなそれまでの経験もちがう。だからこそ、窮屈さも違う。
なので、これくらいの時間で自由になるよねっという雛形がないんです。
でも、実践を続けて自由への道に辿り着けなかったという人はいないと思っています。
そしてその自由は本当にどこまでも自由!
きっと実践の初期だったり、実践を始める前に思い浮かんでいる「自由」なんかよりもっと遥かにどこまでも「自由」!笑
マインドフルネスの継続コースでは、まず初めに「なるほど!こんな風に考えたらいいんだな」と、考え方、モノの見方を新しいものにすることから始まることが多いかと思います。
もちろんそれによって、今まで自分を窮屈にしていた「価値観」という自分を押し込めたいた枠から離れることになり、心の視野も広がって、ストレスのケアになってくれる、とても良いことだと思います。
その反面、「価値観」を入れ替えただけでは、また新しいちょっと大きめの枠に自分を入れ替えただけにとどまってしまうという残念な側面もあるのです。
今までよりは「自由」だけど、本来のどこまでもな「自由」ではないんですよね。
では本来のどこまでもな「自由」ってどうすればいいのかしら?
私のおすすめは、
・自分軸
・何を感じてもOK
この2つ。
自分軸について、振り返ってみると今までにも2回も書いていました。しかも同じタイトルで!笑
ご興味がある方はこちらをぜひ参考にしてみてくださいませ。
<自分軸と他人軸2> 多分探せば、「何を感じてもOK」というのもきっと書いてる!笑
だって大体、いつも同じことを話しておりますものね。なのですが、ちょっとブログで検索かけても探せなかったので、こちらの「何を感じても0K」は明日書いてみようかな。
お楽しみにでございます!えへへ
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
cocoyoga:お問合せ / ご予約
Comments