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感じるマインドフルネスリトリート 報告④

なんだかんだと日記のような健忘録のような....だらだらと長くなってしまい、ごめんなさい。ほんと、健忘録です!

お付き合いいただけたら、なんだか私の体験をご一緒いただけるようで嬉しいです。


きっとご参加いただいた方が読んでくださっていても、その方の体験と私の体験。同じ場所、同じ時間を共有していたにも関わらず、みんな違う何かを感じていたのだと思うのです。私もみんなの体験記、読みたい!っということで勝手ながら、私の健忘録は続きます。えへへ。


さて、あっという間の最終日。

3泊4日が、あっという間に感じちゃう濃厚時間。今回は自由時間も多めに取っていたので、みんなその時間に泳ぎに行ったり、海岸でお散歩したり、美味しいおやつを買いに行ったり、白保の村を探検したりと色々な過ごし方ができました。

そして、ワークも充実のみなさんの体験。きっとここまで心の旅を続けてこられたからの体験だったのだと思うのです。


最終日も朝はヨガ未満と歩く瞑想からスタートです。

前日とはまた少し違ったアプローチで体を動かし、感じてみる。“感じている” と思っていたけれど、じっくりと動いてみると、もっと感じることができたり、感覚を感じるだけで充分だとわかっていても、より良い体の状態への願いが「改善」を通り越して「矯正」したくなったり。あちらの人が気になったり、こちらの人と比べたり。笑

思考が動いていることに気がつくのもまたマットの上でするヨガの良い側面だと思うのです。体を動かし、それに伴って思考や感情が動き、どちらにもスペースが戻ってくる。

体を矯正するのでも、考え方を矯正するのでもない「感じる時間」になっていたらいいなーと思います。(もちろん、ヨガにはいろんなアプローチがあります。今回のこのヨガの時間のアプローチがそんなアプローチだったということです。)



さて、そうやって体を使って「今の自分」を感じ、自分と一緒にいる時間の後は、最後のお食事です。こだわりのおにぎりと島の材料をたくさん作ったお弁当をブランチにいただきました。どのお食事も、量がたっぷり!みんな、「これも食べたい!」と自由時間に買ったパンだったり、アイスやおやつだったりを食べるお腹の隙間ができないくらいの充実のお食事!お食事をお願いしたどなたも、皆さんそれぞれの思いがあって作られている。そんな大切なお料理をいただけるありがたさ!滋養たっぷりでした。



写真は最後のワーク。

みんなそれぞれの場所で「今の自分」をゆっくり眺める時間です。


心地よい場所で、心地よい姿勢で、それぞれが「そのままでいい」を体現していました。そして、その姿がとても神聖で可愛らしくチャーミングで、そして美しかった。


あまりの美しさ、可愛らしさに、パパラッチ的に写真をみんなの顔が見えるようにと、外にまわってガラス越しに写そうとしたら、反射で自分しか写らなかった(笑)ので断念しましたが、とっても残念!

みなさん、素敵でしたよー。


そして、最後のクロージングサークルへ。


シェアの時間で、言葉にしてみるということ。それは、誰かにいいことを言うことではないし、なんか美しく言葉をつづることでもない。それっぽい体験談を物語調にすることでもなく、ありのままの自分の感じていることを「自分の耳」や「自分の体」または、「自分を取り巻く空気感(エネルギーボディ)」に響かせ、浸透させると言うことだと思うのです。言葉にしてみようとすると、うまく言葉にできないことってたくさんあります。それをどんな風に表現してみようかと試行錯誤することもまた、体験を消化し、改めて自分が「こんな風に感じているんだな」と同化しているところから、俯瞰することのできる距離感を持つ大切なワークの一つなのです。

うまく文章にする必要なんてないんですよね。単語が紡がれるだけで、充分その響きは伝わってくるものだと、いつも感じております。


涙あり、笑いあり。自分で何言ってるのかわからなくなったり。誰かの言葉を聞いていると訳もなく心がざわついたり、感動したり。どれもが体験。それでいい!


リトリートの初めのオープニングサークルで皆さんに「何を体験したいのか」「どんな時間にしたいのか」を言葉にしていただいていました。そしてクロージングのサークルでの感想や、今どんな感じがしているのかのシェアは、皆さん初めのオープニングサークルで言葉にしていらした体験そのままだと感じました。



もしかするとご自身では「自分の思っていた体験」ではない方もいらしたかと思います。でもそれは、「こんな体験」と言う理想像だったり、誰かの体験を耳にして想像していたり、「こんな感じ」と言う思考が作り上げたものなのかもしれません。それと違う体験をしてしまうと「これを体験したかった訳じゃない」となってしまうのもわかります。そして、それがなんだか残念に感じたり、「できなかった」と感じることもあるでしょう。

でも忘れないで欲しいのが、それもまた通過点であるということ。ここまで皆さんが歩んでこれたからこその「通過点」です。自分が思い描いていた道でないこと。それは残念なことではなく、そんな自分が想像できるよりもはるかにbetterな体験だったりするんです。


いつも同じようなところで迷子になってしまうのは「今までの癖」、「自分の要素」が大きく影響しているなだけです。そしてその「自分の要素」に光が当たると、それはくるりとひっくり返って「自分だけのオリジナルの才能」としてそこに現れてくれます。


混乱は「希望の光までもうすぐそこだよ」という時に現れるます。どうぞ大いに混乱してください。大手を振って混乱してみてください。(いや、渦中にいるとそんな風に感じられないと思うけど!笑)


リトリートという性質上、仲間と過ごします。そして回を重ねるごとに皆さんの歩みがしっかりとしているからこそ、大きな体験をする人、なんだかスッキリと変容していくように見える人もいます。そして、そんな仲間をみると、ついつい比べてしまうのもよくわかります。だって人間だもんね。そんな時には、小さな子に声をかけるように「大丈夫だよ」と優しく自分に声をかけてみてください。

「誰かと比べて落ち込んでいる子がいたら、自分だったらどんな声をかけるだろうか?」と思いを巡らせ、その言葉を自分自身にかけてみてあげられたら、それが自己受容の一歩にもなると思うのですよ。


軽やかさや変容を体験した方も、帰った後にその軽やかさがあるからこその混乱が生じる時があります。それは日常では感じることの難しかった自分の側面があらわになったからこその軽やかさ。そして、それは安全で安心な場所で、開け放したからこその軽やかさであり、本来の自分を垣間見た体験。でも日常にはそれを馴染ませるのに時間が必要な時があると思うのです。そのギャップに体がついてこれないこともあります。そんな時には、ぜひゆっくりと自分時間を持ってみてください。ご家族と同居している方は1人ドライブでもいいし、お散歩でもいい。ちょっと近くのお風呂屋さんに空いている昼間の時間に行ってみたり、カフェでゆっくりしてみるのもいいかもしれません。


回を増すごとに、リトリートのお日にちも増やし、古いものを脱ぎ捨てるような体験や、本来の自分を垣間見る体験も起こりやすくなっていると思うのです。


そして今回、私は「これでいいのだ」と自分が取り組んできたことをいくつか確認することもできました。それと同時にまたひとつ、「もう少し深く決めよう」と決心したこともあります。前回「決めたはず」だったのに、いやもっと深く決めなきゃだわっと確認したこと。それを大切にできたら、またリトリートがさらに “皆さんの「本来の自分」に戻る” をサポートする場を作ることができると再認識しました。

うふふふふ。


こうやって、どんどん進化していくものですよね。

来年のリトリート、もう今から楽しみでもあり、それまでをどう過ごすのか私自身真摯に精進を満喫しちゃいたいと思います。



最後にリトリートご参加の皆さんと撮った写真を!


「はい!シーサー!」の掛け声にみんなのポーズ、ねぇみんなのこれってライオンじゃない?

シーサーってワンコの”おすわり”だよね?違うの??笑


ご参加いただいた皆さま、宿のまいこ、エサレンを日々施術師に来てくれたわかなちゃん、美味しいご飯を提供くださった島の皆さん、楽しい海の旅へ連れて行ってくれたにぃに。たくさんの皆さんのおかげでリトリートが行えました。


本当にありがとうございました。

来年も楽しみに!




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