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感じるマインドフルネスお泊まり会@函館 報告②

さて、本日も振り返る『感じるマインドフルネスお泊まり会@函館』でございます。


2日目の朝は7時から歩く瞑想実践。

まずは芝生の上でみんなで輪になり、軽く体を起こしていきます。



輪の内側に向いて動いている時、

輪の外側に向いて動いている時、

それだけでも体感も変わってきます。



ほんのちょっとしたことで

私たちは受け取る感覚が違うんですよね。



自分の内側で起こるそんな反応と共にゆっくりと誰でもできるような簡単な動きを深い呼吸と共にシンプルに繰り返します。

繰り返すごとに、変わっていく可動域。

あー、体って繊細なんだなーと感じられるシンプルさが大好きです。



体が少し温まってきてから

近くの八幡宮まで坂道を降りて登って

歩く瞑想で行ってきました。


私がタイのお寺に滞在させていただいていた時には、毎朝の托鉢で村まで、幾つもの坂をを降りたり登ったり。

雨季だったのもあり、足元はいつもぬかるみの中を、たくさん歩いたのを思い出しました。


ただ歩く。



その行為そのものになるまで、ただただ淡々と歩くってとても清々しく、

気づきがそこに現れてきます。

お散歩とはひと味違う歩く瞑想。

お散歩も好きだけど、歩く瞑想もとてもおすすめです。


途中で坂の下、街の向こうに海が見えてきたり、八幡宮では宮司さんがお掃除をしていたり、履き清める箒の音ってとても素敵ですよね。


そして鳥の声、どこかで話す誰かの声、朝の少しひんやりとした空気感、

アスファルトの上と芝生の上では着く足の感覚も違う。

五感が開き、繊細にいろんな刺激に気がつきます。


みんなそれぞれの体験をして帰ってきたら、ゆっくりと座りシェアと瞑想実践をしました。

体を動かしてから座ると、座りやすいよね。

ヨガのヨガたる恩恵ってこのことですよねー。

うまいことできてるわ〜。

と言っても、今回はアーサナと呼ばれるほどのことはしておりませんが!笑


休憩やお昼ご飯を挟んだら、またまた午後のクラスです。

今回、思いもよらずメインのテーマになった『人は一人では生きていない』というのを体感してしまう、ペアヨガを行いました。

予定では、この時間は「どのように自分の在り方が響くのか」を体感していただこうと思っていたのですが、やっぱり始まってみると、やることって違ってくるものです。笑

結果、内容を変更して大正解!


皆さんのシェアから、そうなのですよー!と深く頷きたくなるような

体験を受け取っていただけた様子が伺えました。


私たちは、日常生活で誰かと時間を共にすることが多いです。

その当たり前の時間の中で、「こんなことを考えているのかなー」とか「こんな風に思っていそう」などと、勝手に自分の中で ”想像” としてあたかも ”現実” かのように

相手の「空気感」を読みます。

でも私たちはサイキックではないよね。

そして、それと裏腹に誰でもその誰かの空気感を読む

サイキックのような能力も備えているのも、現実です。

例えば、起こっている人が横に座っていたら、それだけで自分も居心地が悪いとか、

そんな感じを想像していただけるとわかりやすいかと思います。

日本人は特にこの「空気感を読む」というのに長けていると言われますが、

忘れてはいけないのは、「自分がそう感じている」ということと、「その人がそうである」ということは、別だということ。


感じているのはいつでも自分自身です。

だからこそ、人間には言葉を使ったコミュニケーションがあります。

言葉ってとても便利なコミュニケーションのツールなのです。

ちょっとしたこと、例えば「ここまで伸ばすと痛い?」とかって聞くこともできる。

でもそれを言葉にせずに、遠慮したり、配慮した気になって自分の心地よさを犠牲にしてしまう。それに応えるように相手も遠慮したり、配慮して、可動域をお互いに合わせあい、どちらも自分の心地よさを感じることができなかったり.....。


そんなペアヨガの体験から、日常生活でも同じようなことが起こり得るのだと

気づくことができます。


ペアに起こっている反応に自分が反応を起こしているようで

自分の中に全くない要素は反応を起こしようがないことだったり、

誰かに軸を開け渡し、あたかも誰かが原因(物事の始まり)のようにしてしまう習慣があると、日常生活でも、自分がハンドルを握ることができない感覚が付き纏い、

出来事や環境、または誰かに振り回されているように錯覚してしまいます。


誰かがいるから、気づけること。

そして誰かに自分の「人生」を開け放してしまう必要のないこと。

ありがたさと、自分軸は同時に存在し得るということを

ペアヨガを通して体験していただけたように感じました。


もちろん、その後自分として座り瞑想の実践もいたします。

気づきと共に座るとても良い時間となりました。



そんなこんなで、またしても休憩を少し挟んで、温泉タイム!


希望者のみで、近くの温泉に。

結局、私は函館滞在中、毎日温泉に入るという贅沢を!笑


こちらの温泉の熱いこと!

誰も長湯なんてできないところも良かった。笑


芯から温まり、誰だったかの水風呂の勢いに慄き!笑、楽しく温泉を出たら、函館ですものね!お寿司の時間です。


美味しかった〜!!

「う〜ん!」が合言葉のように

みんなで美味しくいただきました。


お泊まり会って楽しみも必要よね。


さて、お腹も満たされ

またまた瞑想のお時間。


夜はマイルドな瞑想を少し実践して

この後、次の日のお昼までのお時間をサイレントのワークとなるので、その説明をして、この日は就寝となりました。


みんなで同じ部屋に寝る。

なのに、サイレント!

その環境でサイレント!

たのしー!!!!

っと、若干のマゾっけが現れがちなわたくしですが

だからこその気づきがあるのですよー。

おほほほほ。


この頃から、みんなどんどんと繊細になってきて、

気づきがそのまま心を揺り動かしたり、深く反応も現れ始めます。


笑っているのか、泣いているのか

心がそのまま表情に現れ、安心の場で、感じるままの自分でいることを許し

体から、心から緩んでいきます。


おっとっと!

振り返るとまたしても長い!

3日目のご報告はまた次回にさせてくださいませ。

いつも通りの長めの報告。

お付き合い頂けたら嬉しいです。



◉ありのままの自分に戻る時間◉

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