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心と体 繋がってるよね

更新日:38 分前

体と心、その関係の面白さにいつまで経っても夢中です。笑


体が自分では気が付かないくらいに深くにしまった心がかりを教えてくれることが多いんです。エサレンというボディワークをしていると、本当にその時によって同じ方に触れていても全然違うことをすることがあります。


気づきが深まるまでは、やっぱり体の強張りや痛みという状態で現れる困りごとに気を取られることが多いと思うのです。

そんな時は体はガッツリとしたアプローチを欲していることもあるように感じます。また自分をどう捉えているかによってそのガッツリは痛みを感じるくらいに深い手技を求めていることもあるように感じるのです。


意識がどれだけ深くを感じ、その深さで毎日を生活しているかということがシンプルに現れているのだと思うのですが、これを施術者の「こういうセッションがしたい」にこだわってしまうと、そこにアプローチができない。


ちょっと例えてみますね。


公園でずさーっと転んでしまうと、傷口に砂がついていたりする擦り傷になることがあると思うのです。

そんな擦り傷はまず水で洗って、砂を落とし、そして清潔にして止血しますよね。リンパ液や血液などが傷口を塞ぎ、そして修復に向かう。時にはそこをぶつけていたりすると、血は止まっても、アザになっていたりして、そうすると回復にもう少し時間がかかったりします。


さてさて、この工程において、水をかけたり、清潔にする時には傷口が染みることがあると思うのです。「痛くない方がいいよね」と言ってこの工程を飛ばしてしまうとバイキンが繁殖してしまい膿んでしまう。常在菌が上手に働いてくれる環境を作ることが大切な場面です。

そうしたら、今度は皮膚が再生したり、アザが消えていくのを待つ時間。そうしてマルっと治ったように見えて、体には目に見えない衝撃が残っていたりするので、ここからが静かな治癒の時間となるのだと思うのです。


体は全身タイツのように、頭の先からつま先まで隙間なく繋がってる。その繋がりにおいて、手や膝をついたりしてヨレてしまった全身タイツ(筋膜や皮膚、またそれらに影響される筋肉や骨格など)のケアも必要になることもあるかと思うのです。


また、転んだ時に誰かにかけられた心ない言葉や恥ずかしいなどの “思い”も、面白いくらいにその全身タイツのヨレにリンクするかのように心と体に記憶されます。、転んで痛かった、怖かったなどの思いがある場合ももれなくセットで記憶されたりします。


いきなり全身タイツのケアをするのではないし、それをおろそかにもしない。


その時に必要なことをする。それは、私がキャッチして行うというより、私の体やそれを取り巻く空気感(気/エネルギー)がキャッチして自然とセッションの中で繰り広げられていく。私はどこかそれを眺めているように、受け手の方の体と私の手が対話をするかのように繰り広げられるその行いはとっても楽しく心地よいものなのです。


どんなに全身タイツのケアや筋肉のケア、骨格へのアプローチをしても、受け手の方の中に手放せない、誰かにわかった欲しい(本当はご自身にわかって欲しいというものなのですが 笑)という思いがある間は、またすぐに体は元に戻ってしまいます。


だからこそ、体からのケアと心の気づきの両方が大切なのだと思うのです。


そして面白いことに、今回はとても静かなアプローチだったかと思ったら、次回はダイナミックに筋肉メインだったりもするどちらが崇高とかそんなものじゃないのがまたいいのです。


いつだったかは、オイルを使った全身のエサレンなのに、ただポーズと言われる、ポイントごとに手を置くだけというのを2時間、手を置く場所を変えながら続けたこともあります。オイルいらんかった!笑


繰り返しセッションを受けていくことで届くことも多いし、初めからなんだか深いところにアプローチがいくこともある。


そんな面白さがたまらないのです。

そしてそれは自分自身の体への気づきもまた同じ。人間って同じ状態ではない。おっと、私の体最近はこんな感じなのね。っと思っていたら、今はこうなのね。全然関係ないところに違和感があると思っていたら、ここが緩みたかったのか、などなど。体はとっても雄弁です。


心と体、ぜひ好奇心を持って感じてみてください。そしてそれを誰かの手を借りずにするのがマインドフルネスだったりするのだと思います。


たくさんのことを教えてくれますよ♡





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