体と心は影響しあっていますよっと
いろんな所でお話をしています。
例えば、自分の中にどうしても手放すことができない「執着」があると
それは体の中に強張りとして留まっていたりします。
誰かに何かを言われた時、ショックを受けたり、認めてもらえない経験をすると
自分の言葉をグッと飲み込む習慣ができたりします。
そうすると体は顎を引いたり、感情を抑え込もうと胸を縮めて
肩が前に巻き込まれていきます。
これを繰り返すと、その姿勢が習慣となってしまします。
体の姿勢が習慣となると、感情をオープンにするっということを妨げます。
前向きになろと頑張ることが習慣になると
体は前傾になってしまい、体のバランスが崩れてしまいやすいです。
体が前傾しているので、おやすみモードにしたくても
なんとなく急いでいる姿勢では中々心を休めることができなくなります。
あるいは、思考を忙しく働かせすぎていると
それがどれだけポジティブと呼ばれるものでも、体にとっては負荷となります。
それが、不安や心配事、自分の中に受け入れ難いことなどであれば
体への負荷はもっと大きくなってしまいますよね。
これらの負荷は地味にボディブローのように体に働き続けます。
だから自律神経がバランスを崩してしまうんです。
自律神経、内臓や代謝、体温の調整といった体の機能を24時間体制で
コントロールしている神経です。
何かを行動するにも、休息を取るにも関わってきます。
自律神経のアンバランスは血流や内臓の働きに関わってくるものなので
慢性化していると、症状として現れるようになってきます。
体に不調がある時、何か違和感を感じる時
どうしても、それを早くなくしたいっと思うのは当たり前のこと。
でも、その不調が自分の思考の癖や物事との関わり方の習慣からきているっと
わかると、早く症状や違和感をなくすことよりも
その “元” となっている習慣や癖に気づくことが1番の解決策だと納得できます。
不調や違和感があるからといって
自分を責めてしまう必要はありません。
きっとそうして心を守っていたり、その習慣を用いて何かに取り組んでいただけ。
でも、今はもう必要ないよっという時なだけだと思うんです。
自分にとって、もう必要ないことに気がつけるチャンス!
それが体からの信号。
さてさて、そんな話をすると今度は不調をなくそうとするんじゃなくて
その “元” を早く見つけたいっとなる方もいらっしゃいます。
でも、慌てないで♡
今の習慣のベースとなっている思考で考えたって、わからないものなのです。
だってそのベースとなっている思考が “元” になって現れているアンバランスなんだもん。
そこを刺激したってそれが増幅するだけなのです。
私のおすすめは、「今」にいてみるっということだけ。
過去から持ち越した自分ではなく、今の自分として「今」にいてみる。
そうすると、自然と習慣や思い込みから離れやすくなるんです。
自分っというのを形成している過去の積み重ねの「習慣や思い込み」。
これが現実だと思い込んでいたり、それが私だと無意識にまで染み込ませた習慣。
これらから離れるには、「今」に意識的にいてみることで
「おっとそんな習慣が!」とか「こんな思い込みが!」っとなります。
そしたら、それについてあれこれ思考を働かせるんじゃなくて
ただ「今」の感覚を意識的に感じてみる。
それだけです。
少し前の心理的なアプローチでは、一つ一つにフォーカスを当て
それらを紐解いていました。
でもそんな必要、実はないんです。
だって、今の自分に丸ごと安心して居心地良くいられるようになるって
思い込みも習慣も、持ち続けていない状態。
そこへ向かう道には、一つ一つっという分割したものは必要なく
丸ごとの総合的なもの。
その道っというのが「今に気づく」っというだけ。
そして、その気付いたものが、今の自分にとって理解できないものや
受け入れるのに抵抗があるものであれば
ただ今を感じられる「気分転換」をすればいいだけなのです。
もう穿り返す必要はないし、変えようと努力する必要もない。
そして、その症状や不調があることで自分を責める必要もありません。
ただ、今が気づく時なだけ。
全ては大きな流れの中の、一つの点なだけなのです。
そんな適切な距離を持って感じてみれるといいですね♡
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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