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視床下部ってすごい!

更新日:7月15日


睡眠ワークショプに向けて、もうお一人の先生とやりとりする中で、19日の夜には対談的なものをすることになりまして。まだなんな媒体でするのかは伺っていないのですが(笑)、そんな感じでゆるくご一緒できる環境がとても好みなのです。


さてさて、そんなワークショップ、初めてご一緒させていただくので、ちょっときちんと資料にまとめようと、オリジナルの呼吸法が視床下部に作用するということをまとめております。、視床下部ってとっても小さいのだけど、その働きはとっても大切。


ちょっと、先出しだけど!

多分、ワークショップ内では時間の制限もあるので、そこまで深くお話しできそうにない!ということで、こちらのブログで紹介しちゃいます。



◉ 視床下部とは?

視床下部は、大きさはアーモンド1粒ほどととても小さいですが、自律神経系や内分泌系、感情や行動の調節に深く関わっています。


◉ 主な働き
  1. 自律神経のコントロール 

    ・心拍、血圧、呼吸、体温、発汗、消化などに関わる


  2. ホルモンの調整

    ・視床下部は下垂体と連携し、様々なホルモンの分泌をコントロール 

    ・ストレスに反応してコルチゾールなどのホルモンが出るのもその一つ


  3. 体温調節 ・体の中の温度を一定に保つ働き


  4. 食欲・満腹感の調節 ・空腹になると「食べたい」と感じさせ、食べたら「もう満足」とストップをかける


  5. 睡眠と覚醒のリズム調整 ・体内時計(概日リズム)をコントロール ・メラトニンの分泌にも関与


  6. 感情や本能的行動 ・怒り、恐怖、性欲、母性などの感情や本能的な欲求とも深くつながっている


◉ 心とのつながり

視床下部はストレスや感情に敏感に反応します。たとえば、

  • 慢性的なストレス → 視床下部が過剰に働き、ホルモンバランスが乱れる

  • マインドフルネスや瞑想 → 視床下部の過活動が落ち着き、心身のバランスが整う

つまり、心を落ち着けること=視床下部を休めることにもなり、結果的に身体の調和が取り戻されていくのです。



ざっくりとまとめてしまうと、視床下部って、「心と体の架け橋」であり、私たちの本能的な安全・安心を守る要の部分とも言えます。

とっても、心と関係しているところなのです。


では、その視床下部の不調はどんな影響があるのでしょう?




1. 自律神経失調症のような症状

  • 動悸、息切れ、めまい

  • 手足の冷え、発汗異常

  • 不眠、慢性的な疲労感

  • 胃腸の不調(食欲不振や便秘・下痢)

→ 視床下部は自律神経の上位中枢にあるため、乱れると交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなります。


2. ホルモンバランスの乱れ

  • 月経不順・無月経、不妊

  • 成長ホルモンの異常(成長障害など)

  • 甲状腺ホルモンや副腎ホルモンの乱れ

→ 下垂体と連携して全身のホルモンを調整しているため、視床下部の不調は内分泌系全体に波及します。


3. 体温調節の障害

  • 低体温になったり、急に熱っぽくなったりする

  • 暑くも寒くもないのに汗が出る/出ない

→ 体温の恒常性を保つ働きが弱まることで起こります。


4. 睡眠障害

  • 寝つきが悪い/何度も目が覚める

  • 日中に強い眠気がくる

  • 体内時計が乱れて昼夜逆転してしまう

→ 視床下部には「体内時計の司令塔(視交叉上核)」があり、ここが乱れると睡眠と覚醒のリズムが崩れます。


5. 感情やストレスへの過敏

  • 怒りや不安がコントロールできない

  • イライラ・不安・抑うつ

  • 意欲の低下、心のシャットダウン

→ 感情や本能を司る大脳辺縁系と視床下部は密接に連携しており、精神的な安定とも関係しています。


6. 食欲や体重のコントロール不良

  • 食べ過ぎる、あるいは食欲がない

  • 急激な体重の増減

→ 満腹中枢・摂食中枢のバランスが乱れやすくなります。



やだ!とっても大切じゃないですか?

そして、マインドフルネスやヨガのクラスで伺うことの多い不調と、とっても関係しているではないですか!


そりょあ、ここにアプローチする呼吸法をしたら、眠れてしまうし、眠りも深くなるのがよくわかります。




私たちの日常、「みんなの目」をとても気にしてしまいやすい環境にあるのだと思うのです。なんなら、気になることがデフォルトになってしまって、「みんな」が誰なのかさえわからなくなってしまっている方も多いのではないかしら。


そんな環境の中、「きちんとできなければいけない」、「迷惑をかけてはいけない」となってしまうと、緩むということを自分に許せなくなってしまうのだと思うのです。そうすると、体と心のバランスはもちろん大きく崩れやすくなってしますよね。

大切な働きをする視床下部、「安心・安全」を感じることで少しずつ整い始めてくれます。



自分に『緩む』ことを許せなくても、まずは呼吸法というテクニックを使って、緩むことができたら、きっと睡眠の質も良くなり、視床下部だって、ご機嫌に復活してくれるはず!



そしてマニアックな方には、この呼吸法がさらに蝶形骨が振動するのだよという話もしたくなるのです!笑


ご参加をご予定してくださっている方は、ぜひ体感を楽しみにしていてくださいね。

そして、お申込みがまだの方はぜひご一緒いたしましょう!

この体感をご一緒に味わっていただけるのを楽しみにしております。











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