マインドフルネスの源流は古いスタイルの仏教。
お坊さんたちは戒律で袈裟や托鉢の鉢以外は所有してはいけないっとなっていて
何も自分の財産っと言われるものを持っていません。
私たちは、住む家や車・お洋服や自分の好きなものなど
すでにたくさんのものを所有しているのに
何か足りないっと感じている方、多いですよね。
そして、いつかの為の心配をしたり
何かに追い立てられるように焦りがあったり。
まだまだダメだ。
もっと頑張らなくてはっとなってしまう。
でもお坊さんたちは何も持ってない。
なんなら、お食事だって好きなものを食べるのではなく
基本は托鉢でいただいたもの。
なのにどうして毎日心を穏やかに過ごせているのだろう?っと
禅を学び、宗教色を取り除いたのが
マインドフルネスの始まりですよっと言われています。
お坊さんたち、どうして将来の心配も
誰かに認めらる努力も
なーんにもなくて心が穏やかなのだと思いますか?
それは、自分の内側にちゃんと自分を存在させているから。
????っとなってしまった?
えへへへ。
私たちは日常、誰かや何か、将来のいつかや過去の出来事などに
意識を置いてしまっていることが多いんです。
どんなものに意識を置くことが多いのか、ちょっとみてみましょう。
・自分じゃない誰か
例えば、パートナーや意中の人、両親や子供、友人や仲間
憧れている / 目指している人などなど
・地位や肩書き、名誉や所有物など。スタイルや外見など。
・まだ起こっていもいない将来の不安
・すでに起こってしまった過去の記憶
これって記憶です。
過去の出来事を自分っという意識のフィルターを通して覚えているんです。
それを思い返すたびに、忠実に思い出しているようで
何度も自分フィルターを通し、少しづつ自分なりの記憶となっています。
上に書いたような、今ここの自分以外のものに意識を向けている。
そして意識を向けていることにさえ気がついていなかったりもします。
そうすると、知らない間に不安が増殖されてしまうんです。
だって、誰かのことなんてコントロールできないし
何かを手に入れてもまだまだ世の中には自分にないもので溢れています。
将来のことや過去のことは、今の自分がどうにかして確信できるものじゃないでしょ?
そんなことに自分の気持ちを向け続ける
気持ち=気=エネルギー
私たちが日々おいしいものを食べたり、楽しく過ごしたり、
ゆっくりと眠ったりして蓄えている「気」。
持って生まれた「気」。
その大切な「気」をそういった事や物に使い続けているっという事なのです。
そして残っている「気」を今やっていることに向けるから
なんとなく過ごしてしまう。
なんとなく過ごしてしまうから、充足感が感じられない.....。
わーー。
書いているだけてなんだか疲れそう!
そんな疲れそうなループから離れて「自分」に意識を戻してくるんです。
それも「今」の「自分」。
そうすると、今が充実してきます。
今が充実してくると、自然と今自分のいる環境やできていることに
感謝の気持ちや充足感が現れてきます。
今の自分をちゃんと生きているから
きっと5分後の自分もちゃんと生きててくれる。
1時間後の自分もちゃんと生きててくれる。
1年後も10年後も自分もちゃんと生きててくれるっと
自分を信頼して安心できるようになってくるんです。
それがお坊さんたちの秘訣。
今できることを実践し、今学べることに好奇心を持って学ぶ。
今の自分であり続けること。
それがマインドフルネスの実践でもあります。
そしてマインドフルに過ごせるようになってきたら......っというのは
また今度。
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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