「もっと頑張らなきゃいけない」とか「急がなきゃいけない」などの気持ちが大きくなってくる時、それはもしかすると「頑張りすぎてないかな？」や、「ゆっくりしなよー」という体からの信号かもしれないなと思うのです。
自分で言うのもなんですが（笑）わたくし本来がんばり屋さんなのです。
そしてせっかち！
えへへへ。
子供の頃から、気がつかない間に頑張ってしまうし、せっかちなのです。
でもマインドフルネスを実践し、瞑想をしてゆったりと “自分のニュートラル” に戻る時間を大切にするようになったり、エサレンに出会い、今の自分を感じて委ねる体感を繰り返していくうちに、ありのままを許すということが深まってくれました。
やったね！
そして、それらをお伝えしたりセッションしていると、「もっと頑張らなきゃいけない」とか「頑張りが足りない」だったり、「急がなきゃいけない」などと感じている時って、体からのサインなんじゃない？と思うようになったのです。
頑張っているから、一息つくことを容認できなくなってしまうし、急いでいるから、結果を欲してしまい、余計に焦ってしまう。
そして、それは言葉として「頑張らなきゃ」だったり、「ちゃんとしなきゃ」だったり、「しっかりしなきゃ」、「結果を出さなきゃ」などといった焦燥感になってしまう。時には不安を助長してしまうこともあるのだと思うのです。
それらは体の姿勢や使い方の習慣となり、慢性的な体の違和感、不調、アンバランスとなって、それが蓄積されると痛みとなるのではないかしら。
もしも、自分の中の独り言が、「頑張らなきゃ」になっていたら、もしも、自分の中で「もっともっと」と今の状態では足りないと感じることが慢性的なっていたら、もしも、「変化」や「結果」を求めすぎていたら、もうすでに “頑張って” いるかもよ。
そしてそんなあなたの心や体が必要としているのは、休息だったり、くつろぎなんじゃないかな？
休息やくつろぎ、どんなイメージがありますか？
体を休めることもそうだよね。そして疲れが溜まっているようだったら、温泉にゆったり浸かってみたり、温泉なんて行ける余白がなかったらお家の湯船でもいいよね。
ゆったり体をお湯に委ねて、ただのんびりとした呼吸をしてみよう。
そして、そんな時間を自分のために作れた自分を労ってあげよう。
「自分を大切にできた自分、素晴らしい！」ってね。
でも、体を休めるだけでは、心が休まっておらず、本当の意味での「休息」や「くつろぎ」にはなれない事もあります。
体を休めてあげることができたら、次は心！
体が休まるってくると、ついつい考え事が巡っているのに気がつくことがあります。
そしてそれは、普通のことです。人間に備わっている大切な機能、「思考」いう機能があるからです。
でも、過剰になってしまうと、頭や心が休息できなんです。
だからこそ、マインドフルネスでは思考から離れてみようという練習をします。
体が休まって、思考が巡っていることに気がつけたら、それは自分の体を休めることができたねっというサインでもある。だから、思考が巡る自分を責めるのではなく、さらに自分を労る時間にするためには、感覚に注意を向けてみることをおすすめします。
意図的に感覚に注意を向けるということは、脳に「考える」以外のお仕事（やること）を与えてくれます。脳は、「考える」という作業から一旦離れ、「感じる」という作業をします。
この「感じる」という作業が、いつも忙しく休むことなく、「考える」というお仕事をしている脳の休息になってくれるのです。
がんばり屋さんこそ、がんばらなきゃって感じてしまうもの。だからこそ、こうして体や脳を意識的、能動的に休めてあげましょう。
休息することができるようになってくると、そこに自然と「くつろぎ」が現れてくれます。
今のまま、ありのままでいいという受容の感覚。それが「くつろぎ」です。
何かを変える必要があるわけではない。同時に今の状態を維持しなければいけないわけでもない。あるがままの変化変容に争わず、そのまんまの等身大で大丈夫だよと自分に言えるようになってくるのです。
くつろぎ、充分に休息できるからこそ、ありのままの自分として、自分らしく生きる「力」が湧いてきます。
「頑張らなきゃ」って、へとへとの力を振り絞るより、よっぽど簡単に自分らしい力が発揮できるようになってくれます。そして自分らしくその日を過ごせるから、充足感が湧き、充足感が感じられるから、安心してまた休息できるようになるという素敵な循環となってくるのです。
その素敵な循環のスイッチを入れるのは、更なる「頑張る」ではなく、「休息」かもよ！っという体からのサイン。もしも体や独り言の中に現れていたら、ぜひ今夜はゆっくり湯船に浸かってひと息ついてみてね。
◉ありのままの自分に戻る時間◉
◉心とからだのバランスをとり戻す◉
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