top of page

「私の...」という幻想

今朝はストレッチをしていたら

早く瞑想したくて(笑)瞑想したい欲に全開!

アサナをすっ飛ばして座ってしまいました。

いろんな欲があるものです。

ワハハははは。


さてさて、今日は「私の」っという幻想について。

私たちは知らず知らずのうちにこの「私の」っという感覚を持ってしまいます。


例えば...

私の 

<家族><友達><パートナー><子供><親><ペット>

<仕事><業績><言葉><行動><性格><体><家><洋服><持ち物> などなど

他にはどんなものが思い浮かびますか?


そしてこの「私の」っというのが無意識にあると

執着になってしまうのです。

それらを失ってしまう恐れや関係性の変化への恐れが

この「私の」っという所有の感覚には付きまといがちです。

どんなに頭で「私とは別のもの」っと同一化を離れて捉えようとしても

「私の」っという感覚がある間は腑に落ちることはありません。

そして、その感覚に気づいていないから

モヤっとが残ってしまったり、気がつかない間にコントロールをしようとしてしまいます。


本来私のものなんて何もないんです。

生まれてくる時も、死んでいく時も、手ぶら!笑

体に意識が入り、意識が体から離れるだけ。

っということは、この体さえも「私の」ものではないんです。

っとこんな話をしはじめると、またマニアックになってしまうので

今日はシンプル路線でとどめたい!


話を戻します。

えへへ。


例えば人間関係。

「私の」誰々っと思うから、同じ価値観を共有したいし

しないといけないような錯覚が起こります。

それは子供や親、パートナー、友人、同僚どんな関係であっても同じです。

そして、それらの人たちにわかってもらえないと、ショックを受けたり

それらの人たちが変化をして、自分と違う価値観を採用しようとしていたら

悲しくなってしまい、なんとかわかり合おうと頑張ってしまいます。

これが執着。


そして、所有物。

これらも、「私の」ものっという感覚があると

こういうものが欲しいっというさらなる欲に繋がってしまったり

それらを所有している「私」っというイメージを守ることに執着が生まれてしまいます。

それが家や車などの大きなものでも、携帯や文具、装飾品などの小さなものでも同じで

「私」の一部となり「私」を形作っているような感覚です。

そんなのなくても「私」であることには変わりないよっという

軽やかな感覚ではなくなってしまう。


それから、肩書きや業績など。

これは今まで行ってきた結果に得られるものですよね。

自分の行動によって得られた業績、私のヨガ先生という役割から見ると

こんなワークショップ・リトリート開催したことありますーっとか

こんな学びをしましたーっとか、そこからこんな経験しましたよーっというのまで。

自分から発した言葉や、その時の振る舞い

そのどれもが「私」となってしまっては、それらへの執着が生まれます。

これはこの業界ならではかもしれませんが

とても細かく所有の感覚があり、それを守ることを大切にします。

だからそれらにまつわるトラブルもたくさん見ました。

で、とりあえず商標とるっということを私もいつも勧められます。笑

私の場合は経験はとても大切だし、

経験していない人がいくら言葉を盗んでも伝わらないっと思っているので

無頓着になってしまっていますが

そこにリスペクトがないと、私自身、確かに違和感を感じてしまいます。

これは、経験やリスペクトっというものが私にとってまだ執着となっているからです。


執着は違和感として現れます。


執着が強い間は、こだわりや信念ととなってあわられ、

それにそぐわないことが苦しみにつながります。


その違和感に早めに気がつけるようになってくると、それは自分を知る

宝物になってきます。


違和感として現れたその感覚をそのまま味わっていると、

理解が自然と深まり、その執着が必要なくなります。

そして、また時が来るとさらに繊細な執着の残っている感覚に気づき

また執着を手放すっというのを何度も繰り返します。


「私の」っという囚われ、これをマインドフルネスでは「havinng」っといい、

行動やあり方の結果として得るものですよとお伝えしています。

そしてここに囚われたり、この「havinng」を目標にしないようにしましょうねっと

言っているのは、その執着から離れてみようっということ。

まさに、今日のタイトル「私の...」っというのは幻想なんだよねっということです。

その幻想に気づき、そんな幻想が自分の中にあったんだなーっと理解すると

軽やかさが違ってきます。

どんな幻想が自分の中にあるのか、ぜひ内側とコミュニケーションをとってみてください。

さてさて、何があるかなー?

ぬふふふふ。





◉ありのままの自分に戻る時間◉

mindful esalen:お問合せ / ご予約


◉心とからだのバランスをとり戻す◉

Comments


bottom of page